アンドラーデ「『禁断の扉』でウィル・オスプレイと戦う予定だったが、白紙になってしまった」

AEWと新日本プロレスの合同興行『Forbidden Door』の開催が近づく中、先日AEWのアンドラーデから爆弾が投下されました。

AAAとCMLLの関係を匂わせ、自身が新日本プロレス働けないことを明かしたのです。

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あのドラゴン・リーやサム・アドニスも、両団体の関係の影響で新日本プロレスで戦うことができないことをアンドラーデのツイートに反応する形で明かしていました。

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そんな中、アンドラーデから更なる爆弾が投下されました。

FacebookLIVEにてアンドラーデは、『禁断の扉』で当初戦う予定だった相手や、AAAのPPV出場がキャンセルされてしまったこと、新日本プロレスへの想いを語りました。

かなり踏み込んだ内容となっています…

目次

『禁断の扉』でのオスプレイとの対戦や日本に行く計画が予定されていた

アンドラーデ:

俺がモヤモヤしてるのはAEWについてじゃなくて、ウィル・オスプレイと対戦する案があったからなんだ。彼は素晴らしいレスラーだが、彼とのIWPG US王座戦が当初計画されていたんだ。

1~2週間日本に行って、『Forbidden Door(禁断の扉)』に出るために戻ってくるというアイデアもあったんだよ。

その話を聞いて一週間が過ぎたぐらいで、AAAで働くメキシコ人レスラーは新日本プロレスでは働くことができない、このショーには参加できないと知らされたんだよ。

ケニー・オメガやヤングバックスのように、多くの国籍のレスラーが新日本プロレスやAAAで活躍しているのに本当におかしな話だよ。

俺にも理由が分からない。興奮していたので本当に困惑しているよ。でも、AAAで活動しているメキシコ人は新日本プロレスで活動することができないんだ。

ペンタ・オスクロとレイ・フェニックスもこのショーで戦えないという話を俺も聞いている。

俺とルーシュがロス・インゴベルナブレスをどれだけ盛り上げてきたか理解しているし、本当に悔しいよ。

でも、CMLLと新日本プロレスのパートナーシップのことは把握している。
AAAが問題解決のために門戸を開いてくれていたが、解決していないことも理解しているよ。

Triplemanía XXXへの出場も白紙に

(なぜCMLLとAAAのいざこざに巻き込まれていると思うのかを聞かれ)実はそのことをずっと自問自答しているんだ。

今AAAとは契約していない。
メキシコでのプロレスも好きだが、日本でのプロレスも大好きだから本当にもやもやしているんだ。

しかもこの後行われるAAAのPPV『Triplemanía XXX: Tijuana』に出場する予定もあったんだが、それも無くなってしまった。

俺が日本に行けるようにとAAAがショーのブッキングをキャンセルすることは決してなかった。

それに、昨年にAAAと今年度の契約についての話をしていたんだけれども、それについても連絡がない。俺はどの団体でも働けるが、俺の独占権はAEWにあるとAAAからは言われているんだ。

新日本プロレスが必要としてくれるなら、いつでも扉は開けてある

新日本プロレスが俺の事を必要としてくれるなら、俺のドアはいつでも開かれている。

俺とAAAは昨年、2022年の契約についてAAAにメキシコでの試合を優先させるように話をしていた。

AAAとの契約には至らなかったが、TripleManiaには3回程出場する予定だった。
でも、彼らはブッキングをキャンセルすることも、俺がショーに必要ないことを告げることもなかった。

こんなとんでもない余波が起こる事が事前に分かっていたなら、新日本プロレスで戦うためにAAAと仕事をすることはきっとなかっただろうね。

コナン(※AAAのブッカー)とは何の問題もない。
彼が会社の間にある壁を取り払おうと頑張ってくれているのも知っているし、AAAとコナンには感謝している。

でも、これが唯一の悩みの種なんだ。


アンドラーデがここまで新日本プロレスに対して熱い想いを持ってくれているとは知りませんでした。

それに比例して、メキシコのプロレス業界の政治的な事情に巻き込まれてしまっているアンドラーデが不憫でなりません。

ただ、CMLLとAAAの間にある扉は、一時期のAEWと新日本プロレスの間にあった扉とは比較にすらならないほど固く閉ざされています。

ありがたいことに、自分のTLでCMLLとAAAの歴史を簡単に説明してくれた方がいらっしゃいました。

これだけでも両者の溝がご理解いただけると思いますが、これすらも氷山の一角にすぎないほどメキシコのプロレス事情は闇が深いです。

夢物語かもしれませんが、いつか少しでも問題が解決して、内藤哲也&ルーシュ&アンドラーデのオリジナルのロスインゴメンバーの再集結や、ドラゴン・リーと高橋ヒロムの宿命のライバル同士の対決が見れる日を待ち続けたいと思います。

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