今年最も勢いのあるプロレスラーはウィル・オスプレイ。6月の『禁断の扉』でケニー・オメガに勝利し、7月のG1ではオカダ・カズチカに勝利。さらに、8月28日には、オスプレイの地元、イギリスで8万人の観客の前で行われるAEW『ALL IN』で、クリス・ジェリコとのシングルマッチを行うなど、現在勢いに乗っています。
最近のBusted Open Radioでのインタビューで、ロッキー・ロメロがそんなオスプレイの活躍を絶賛しました。
ロッキー・ロメロ「当初、オスプレイを新日本に連れてくることは俺のアイデアではなかったが、彼が新日本に足を踏み入れた最初の一年目からサポートをした。そして、彼が今の立場に立つ姿を見届けることができた。
彼のようなパフォーマーで、彼と同じ偉業を成し遂げられる人物はこの地球上にはいないだろうね。俺はオスプレイを誇りに思っている。彼のキャリアはまだまだこれからだ。
また、オスプレイが新日本プロレスの次期『エース』になれると思うか聞かれたロッキーは、オスプレイが国際的に新日本プロレスの顔になれる存在だと思うと語っています。
ロッキー：ウィルが今後数年も新日本プロレスと一緒に仕事を続けてくれるなら、それがウィルが目指すべき場所だと思う。彼はケニー（オメガ）が達成したことを目指し、その上でケニーの成果を超えることが求められる。なぜなら、ケニーがIWGPヘビー級王座を手に入れたときも彼の王座政権はあまり長くなく、新日本はまだオカダをメインの男として持っていたからだ。だから、まずはオカダ、次にケニーって感じだった。
だからウィルは新日本が国際的に活躍するために必要な存在になれると思うんだ。日本、アメリカ、ヨーロッパ、どこでもね。彼は新日本の顔として世界的に活躍できるはずだ。オカダが顔だったり、内藤が顔だったりするのとは明らかに違う魅力があるからね。
AEWの「ALL IN」でクリス・ジェリコと戦うオスプレイは、先日のAEWダイナマイトで行われた調印式にて新日本からの離脱を示唆する言葉を残しています。
もしこのプロレス史上最大のイベントでお前を倒せば、俺はたった二か月でケニー・オメガ、カズチカオカダ、クリスジェリコを倒した唯一の存在になる。そして、この事実は6か月後に大きな意味を持つことになる。なぜなら、俺と新日本プロレスの契約が満了するタイミングだからな！
新日本プロレスのエースとなるのか、AEWやWWEなどの新天地を目指すのか。オスプレイの選択は果たして…