次の試合でウィル・オスプレイが敗北した場合、ケニー・オメガはもう日本に戻ってこないかもしれません…
AEWと新日本プロレスの合同興行「禁断の扉」にて再び行われる、ケニー・オメガとウィル・オスプレイとIWGP USヘビー級王座戦。
今年のイッテンヨンでは激戦の末ケニーに敗れたオスプレイでしたが、6月の大阪城ホール大会でオスプレイは挑戦権を獲得しました。
試合後のバックステージコメントでは、ケニーの母国カナダで行われる今回のリベンジマッチについて『オスプレイvsカナダ』と銘打ち、ケニーだけでなくカナダ自体を否定しました。
ウィル・オスプレイ:
よくカナダ入っていい人が多いって聞くけど、本当にそうなのか?どこにその証拠があるんだ?
クリス・ジェリコもそうだ。ドン・キャリスもそうだ。エル・ファンタズモもそうだ。まぁブレット・ハートのことは知らないけどな。みんなクソッたればかりじゃねぇか。
よく言われるカナダ人はいい人なんていう話は、みんなウソだ。この際ハッキリさせておこう。お前たちはみんなクソッたれだ。
ケニー、お前の地元(母国)で闘うことで、お前は恥ずかしい思いをし、お前の友人・知人は打ちひしがれて大変悲しい思いをすることになるだろうが、
俺はどれだけやられようとも立ち上がり、そしてお前に勝ち、俺が世界最高であるということをそこで証明してみせよう』
引用元:新日本プロレス
TSNのインタビューでオスプレイのコメントについて質問されたケニー。
オスプレイのコメントを受け流しつつも、自分が世界最高であると確信している態度が彼の気に触ったかもしれないと述べました。
また、今回の試合がベルトを取り戻す最後のチャンスだとして、東京ドームの時よりもレベルアップしたオスプレイを見せてみろと挑発しました。
ケニー・オメガ:
オスプレイがなぜカナダ人に対して反感を抱くのか、本当に理解できない。
おそらくそれはカナダ人自体に対するものだろうけど、どの国にも卑劣な輩は存在する。確かに俺もその中の一人かもね。
ビジネスが俺の魂を曇らせ心を暗くしてしまったかもしれない。はっきりとは分からないが。
ただ、俺はありのままでここに立っているだけだ。
その中で最も重要なのは、きっと自分が最高のプロレスラーであり、プロレスの世界を代表する存在だあると心の底から俺自身が信じているということだ。
だから、俺を好きだろうと嫌いだろうと、俺こそがプロレス界のベンチマークなんだよ。
だから、ウィルは自分のゲームをステップアップさせなければならないし、東京ドームで見せたものとはずっと違うものを見せなければならない。
今回はカナダでの試合だし、彼がベルトを取り戻す最後のチャンスになるだろうね。
もし彼がベルトを獲れなかったら、俺が日本に帰る義務はなくなる。仮に俺が日本に戻って来たいと思ったとしてもね。
新日本は一時的に最も貴重な財産を失うことになるかもね。だから、ウィルにとって責任重大な試合になるよ。
今年の東京ドーム大会ではケニーとオスプレイの歓声は五分五分と言えましたが、ケニーの母国カナダをディスったオスプレイには今回の試合では激しいブーイングが飛ぶことになるでしょう。
年明け早々異次元の試合を見せた2人ですが、今回のリマッチは果たしてどうなってしまうのでしょうか…
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