欠場中のケニー・オメガ、怪我の現状・今のプロレス・飯伏幸太について語る

ケニー・オメガは、2021年の11月のハングマン・ペイジとのAEW世界王座戦に敗れてから、負傷により長期欠場中です。

先日行われたAEWと新日本の合同興行『ForbiddenDoor(禁断の扉)』にも参加はできませんでしたが、それでも大会の実現に漕ぎつけられたことへの喜びをインタビューで語っていました。

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また、新日本プロレスのロッキー・ロメロも『禁断の扉』実現にはケニーの協力があったことを明かしていました。

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そんな現在負傷中のケニー・オメガですが、先日配信されたCEOGamingにまさかのゲスト出演!

親友であるアレックス・ジャベイリとストリートファイターVをプレイしながら、ファンの質問に答えました。

怪我の状況が芳しくないのかかなりお疲れた様子ではありましたが、それでも以前と変わらずストリートファイターVでアレックスを使っている姿がうれしく感じられました。

今回は配信の中でケニーが自身の現状や今のプロレス業界について、そしてあの選手について一言触れた部分を紹介させていただきます!

目次

次にまた大きな怪我をしたらその時は…

ケニー・オメガ:

いいかな、もし次に大きな失敗をした時は…それで終わりだ。もうおしまいだよ。もう二度とこんなことはできないね

1日に2回3回と本当に辛いリハビリが続くんだ。リングに戻ったらどうなるかは未知数。
全く分からないんだ。本当に恐ろしいよ。

怪我からリングに復帰できた人たちの姿を見るのは本当に嬉しいね。
他の人とは別の期待をみんなから受けているけれど、それは既に非現実的なものになっていたりするし、期待に応えられなければみんなに嘲笑されることにもなる。そんなことを毎日繰り返してるんだ。

想像してみてくれ。一日に2回3回とこれまで全く上手くいかなかったことを実現できるように試したり、今度こそ上手くいくように何度も何度も頭の中でやり方を考え直すんだ。まさに地獄だよ。

みんなは『ケニーは怪我で休んでるだけでしょ』って、指をパチンと鳴らせば100%の状態で俺が戻ってくると思ってるだろうね。

人生はそう上手くはいかない。人間の身体もそう上手くはいかないんだよ。アスリートだからって上手くやれるわけじゃないんだよ。計画を立ててそれを実行するのがいかに難しいことか。俺がどうしてるか今に分かるよ。

まぁ、「お前は穴にでも落ちて〇ね」ってメッセージが100~1000以上は来ることは覚悟しているよw

ストーリーテリングに身体能力は必要ない

出演者:ケニー、僕は君の強みはストーリーテリングにあると思っているんだ。それなら肉体的な能力は必要ないんじゃないのかい?

ケニー・オメガ:そうだね。まさしく俺もそう思うよ。

だから、ハングマン・ペイジとの物語を自信を持ってやりきることができたんだ。あれは正に人生に関わる物語だったからね。

プロレスが進化するにつれて、ストーリーテリングが少なくなってきた気がするんだ。

お互いがぺしゃんこになるまで壁に向かって投げあい、二度と立ち上がれないようなプロレス…
もうそんなプロレスは俺にはできないし、自分自身が限界状態まで来ていることに気付かなきゃいけない。

もうそんな瀬戸際まで来ているのに、そういった試合が5スターマッチだと声高に叫ぶ人間もいる。
本当に気を付けないとね。

ストーリーを感じられる瞬間がファンの満足のピーク。それを思い出させたい。

良いストーリーを語ることは不可能だとは言わないけど、俺はちょうど今の世代が、物事のその一方の側に向かって舵を切っているように感じているんだ。

プロレスにおける選手のレベルが上がり、今やキャラクターや身体的な存在感が重視されなくなっている。
運動神経の良い向こう見ずな選手として頭角を現すのは難しいとしても、才能のある天性の選手がたくさんいるし、実はその方が楽なルートだと思うんだ。

ストーリーラインが生まれた時や、最終的にそのストーリーが報われる瞬間がファンにとっての満足のピークなんだ。

そのことを忘れてしまっているファンもいるかもしれない。
リングでの活躍はもちろんだけど、俺が復帰したときにそのことを思い出してもらえるようにしたいね。

飯伏幸太の怪我について一言

(『ケニーと飯伏、今の2人はどっちの方が重い重量をベンチプレスできる?』という質問に)

肩がまだくっついてることを考えると、きっと俺の方だろうね。
飯伏の肩については、残念ながらまだあまり回復していないようだ


ケニーのリハビリについては今なお大変な状況のようですね。昨年11月の欠場当初は復帰するのは今年の2月と語っていましたが、当初の想定よりも相当大変な状況であることが伺えます。

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ただ、この会話の中にもあった通りケニーの強みは試合内外問わず作り出すストーリーテリングの能力にあると思います。
新日本プロレス時代のアスリートプロレスやオカダとの5スターマッチが話題に上がりがちですが、その評価の根本を支えてる要素はそこにあると思っています。

AEWと新日本プロレスの間の扉が開いた今、身体能力よりもケニーのストーリーテリング能力を存分に活かせるタイミングにあるのは間違いないでしょう。ジェイ・ホワイトを筆頭に、試合を含めてケニーとの絡みを見てみたい選手が沢山います。

まだまだ復帰に時間はかかると思いますが、復帰したケニーはいったいどんな物語を紡いでくれるのでしょうか…!

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