ケニー・オメガ「(禁断の扉)に物理的に参加できなくても、ここまでたどり着けたのがうれしい。ずっとやりたかったことだから」

開催が明日に迫ったAEWと新日本プロレスの合同興行『ForbiddenDoor(禁断の扉)』

開催直前となる今日は、先日行われたケニー・オメガのインタビューを紹介!

このインタビューについては全て翻訳しようと思っていますが、今回はその中でもケニーが『禁断の扉』への想いを語っている部分について。

『禁断の扉』に出場できない悔しさはもちろんですが、ケニーがAEWで実現しようとしていることがよくわかる素晴らしい内容でした…


ケニー・オメガ:

俺は怒っているんだ。シカゴに行けたらよかったのに。
俺はシカゴにいたい。このビッグなショーの大きな役割を担っていたかったのに、そうじゃないんだ。

この週末に俺の姿が多少なりとも見えるようにするために、できるかぎりのことをしたよ。
そうじゃなきゃ、アイツなんて全く必要ないんじゃないか、なんて声も聞こえてきそうだったからね。

新日本プロレスは、俺のキャリアの中で最も重要な段階であったと言えるんだ。

なぜならこれは…俺にとっての終盤戦とは言いたくないが、常に希望に満ちたAEWのミッション・ステートメントが何であるかを知るための、希望に満ちた中継地点であったからね。

俺たちはいつも、プロレスが誰にとってもフレンドリーな場所であることを望んでいたんだ。
そう望んでいたのは全員ではないかもしれないけど、それは俺が常に大切にしていたことの一つだからね。

新日本プロレスとAEWが友好的に仕事をする世界を見たかったし、それがAEW旗揚げ初日から実現することを望んでいた。

今、俺たちは新日本プロレスと仕事をし、DDT、東京女子、AAA、そしてトニーが買収したリング・オブ・オナーとも仕事をしている。
これらの団体やプロモーションはお互いに仕事をしたがらないかもしれないけど、俺たちはみんなが平和にプロレスができるような場を作っているんだ。本当にクールだよ。

それに物理的に参加できなかったとしても、ここまでこれたことが嬉しいし本当に満足しているんだ。
これは会社のアイデアとして、俺たちが常に実現させたいと思ってたことだからね。


負傷等のアクシデントで今回の『ForbiddenDoor(禁断の扉)』を欠場する選手は少なくありませんが、その選手の中で今回の大会に出られないことに一番悔しい思いをしているのは、きっとケニーでしょう。

2021年のインタビューの中でロッキー・ロメロも、新日本プロレスとAEWの関係に尽力してくれたレスラーとしてケニーの名前を挙げていました。

ロッキー・ロメロ:

(AEWと新日本の交流は)クリス・ジェリコから始まった。モクスリーも双方にとって重要な人物だった。 そして3番目の大きな要素がケニー・オメガなのは間違いないよ

ケニーは俺たちに手を差し伸べてこう言ってくれたんだ。
『ヘイ、モクスリーとKENTAに因縁があるようだけど、実は俺にもこんな因縁があるんだ…』ってね。
当時ケニーとモクスリーは大きなライバル関係にあったから、モクスリーの事を焦点に当てる事にしたんだ。

…ケニーが新日本を離脱してAEWに参戦した事で、彼と新日本の間にはきっとわだかまりがあったんだ。
でもこれはそのわだかまり解消の大きな一歩になったと俺は思うんだよ。

ケニーの行動が素晴らしいものだったのは間違いないね。

彼は文字通り世界最高の1人で、真のプロフェッショナルだ。

全体像で見るなら、新日本とAEWの関係を繋ぐ手助けをした1人だ。
少なくとも、副社長の中では間違いなくケニーが色々と手を回してくれたんじゃないかな?

結果がどうなるかは分かりませんが、AEWと新日本プロレスの関係がこれで終わりということはありえないでしょう。

『Forbidden DoorⅡ』が行われるのか、新日本にAEWの選手が参戦してくるのか、逆にAEWの番組に新日本の選手が乗り込んでくるのか…

今回の『Forbidden Door(禁断の扉)』が、そのきっかけとなるのは間違いありません!!

次にAEWと新日本プロレスが交わる時は、ケニー・オメガがその先頭に立ってくれていることを期待しています!

世界を巻き込んだお祭りが行われるのは明日6月27日の朝8時から

みなさん心行くまで楽しみましょう!!

本記事のシェアはこちらから
目次