新日本プロレス×STARDOMによる合同興行『Historic X-over』にて行われた、ウィル・オスプレイと海野翔太によるIWGP USヘビー級王座戦。
王者であるオスプレイは、自身が尊敬する選手であるハヤブサ選手をオマージュしたコスチュームで王座戦に挑みました。
なぜオスプレイはハヤブサ選手のコスチュームを身に着けたのか?
ハヤブサ選手と深いかかわりのあるミラノコレクションATさんは「11月がハヤブサ選手の誕生日だから」と考察していましたが、試合後にオスプレイがTwitterにてその理由を語りました。
ウィル・オスプレイ、ハヤブサ選手オマージュのコスチュームについて語る「この衣装の収益は全てハヤブサ選手のご家族に寄付する」
ウィル・オスプレイ:
昨夜の衣装には実はちょっとしたストーリーがあってね。ハヤブサ選手は俺のお気に入りの選手の一人なんだ。
今年の5月、彼へのトリビュートとしてこのマスクを着けたかったんだけど、何もお返しできない代わりに、せめてハヤブサ選手の家族の祝福を受けたいと思ったんだ。
ハヤブサ選手のご息女を昼食に連れ出し、彼のマスクを身に着けることがどれだけ名誉なことか尋ねたんだ。
彼女はとても親切で、自分の父に敬意を表することを許してくれたんだ。
このマスクは、ハヤブサ選手のオリジナルのマスクを作っていた”Kuniharu Yamagata/naughty boy”制作のものさ。
生まれた収益はすべてハヤブサ選手の家族のために使われることになっているんだ。
本当は5月にやる予定だったんだけど、そのタイミングでコロナに罹ってしまってちょっとタイミングが悪かったんだ。
でも、今日披露するかお蔵入りするかのどちらかしかなかったんだ。
でも、このコスチュームが好評で嬉しい限りだよ。
ぜひハヤブサ選手の公式グッズを購入して欲しい。
ご家族に収益が入るし、俺たちがどれだけハヤブサ選手を愛しているかをみんなに示して欲しいんだ。
俺の人生の中でも最大の名誉だ。本当にありがとうございました。
アイディア実現にはクリス・ジェリコと丸藤正道の協力があった
さらにオスプレイは、今回の衣装実現にするにあたって2人のレスラーの存在が力になったことを語りました。
このアイディア実現にあたり、俺に勇気を与えてくれたクリス・ジェリコ選手
そして、ハヤブサ選手のマスクを製作されている方を紹介してくた丸藤正道選手
多大なる感謝を捧げます
新日本プロレスの英語実況を担当しているクリス・チャールストンが試合中の実況で語った内容によると、
今回の衣装はオークションに出品され、その収益は全額ハヤブサ選手のご家族に寄付されるそうです。
本当に素晴らしい対応ですね…