ウィル・オスプレイがMetro.co.ukのインタビューにて、自身の抱えるメンタルヘルスとの向き合い方について語りました。
今や新日本プロレスを飛び越えて世界的に活躍するオスプレイ。
ここ数ヶ月でケニー・オメガ、オカダ・カズチカ、鷹木信悟を倒し、地元イギリスのウェンブリー・スタジアムの約8万人の前でクリス・ジェリコを破るなどその勢いは留まる事を知りません。
一方で、オスプレイのハイフライを中心とした試合スタイルや、「ヒドゥンブレード」を代表とする相手に大きなダメージを与える技を多様することがファンの批判の的になることも少なくありません。
そんなオスプレイが自身の抱えるメンタルヘルスへの葛藤を明かし、うつ病や不安症と闘っている人々へのアドバイスを語りました。
ウィル・オスプレイ:
以前の俺は本当にひどく暗い状態にいて、自分自身と心が全く噛み合わないことがあった。
特にビッグマッチでは、そういった感情が時折よみがえってくるんだよ。東京ドームでのケニー・オメガとの試合について、どれだけ多くの疑念が心に浮かんだかは言い表せないな。ケニーのような選手と戦う時は大きな不安に襲われてしまうんだ。
また、オスプレイはSNSでの誹謗中傷に対する向き合い方についても明かしています。
俺のプロレスへの愛と家族の収入を邪魔しないのであれば、何を言われようと問題はないよ。
ブーイングでも応援でも好きにしたらいいし、好きにツイートすればいいし、仮に俺の死を願ってくれても構わない。
なんてったって俺自身が一番自分自身の死を望んでいるんだからな。信じてくれ!最初は難しいけど、半分ぐらいは自分に対する人の評価を気にするかどうかだと思うんだ。
『みんなに好かれるなんて無理な話だ!』って麻痺しちゃったのかも。でもそれで絶対にいいんだ。もしあんたが俺のことが嫌いなら、そりゃクールなことだ。俺もお前が嫌いだしな!
さらにオスプレイは、メンタルヘルスと戦う人たちにアドバイスを残しています。
とにかく前に進み続けるんだ。
そうしないとただ悲しみのどん底に座り続けることにな。そしてそういう時に鬱病や不安症は忍び寄ってくる。
外に出て、歩き続けて、今やっていることを続けるんだ。じっとしていたら、その時点で終わりなんだよ。