2021年11月から長期欠場中のケニー・オメガ。
いろいろなインタビューの中で、現在リハビリに苦戦している旨を話しています。
また、同じ『Undisputed ELITE』の仲間であるアダム・コールも先日の『禁断の扉』で脳震盪を起こしたと報じられており、同じく現在欠場しています。
そんなケニー・オメガとアダム・コールの状況について、AEW社長であるトニー・カーンがNEW YORK POSTのインタビューに答えました。
トニーはケニーの復帰について前向きな考えを持ちつつ、時間をかけて怪我を治して欲しいと考えているようです。
また、アダム・コールの怪我については彼が万全な状態でありながら起こってしまった負傷であり、彼が100%の状態になるまでは試合の復帰許可は出さない旨を語りました。
ケニーの復帰時期は未定
インタビュアー:
ケニー・オメガが最近、もしまたリハビリを必要とする挫折に直面した時は、再びプロレスをやるかどうかわからないと言いました。それについて、彼はあなたにどのような発言をしていたのでしょうか?
トニー・カーン:
レスラーの怪我についてはいつも心配になるけれど、ケニー・オメガについてはおそらくAEWの誰よりも負傷を抱えながら、それでも長い間素晴らしい試合を提供し続けてくれた。
そして、偉大なチャンピオンとして会社を盛り上げ続けてくれた。
1箇所の怪我の治療と複数個所の怪我の治療とではちょっとした違いがあるんだよ。
僕は楽観主義者でね。ケニーの復帰時期についてははっきりした時期を定義したくないんだ。
ケニーの復帰についてはまだまだ僕は楽観的に考えているよ。
ケニーは再び立ち上がろうとしている真っ最中
インタビュアー:
リハビリがうまくいかなければ、プロレスラーとしてもう終わりかもしれないと彼は言っていたのですか?
トニーカーン:
ケニーのリハビリはきっと上手くいくよ。彼はきっと大丈夫だと思うんだ。リハビリが完了する時期は分からないけど、僕は楽観的に見ている。
彼の立場になりきって考えることはむずかしいけど、僕は上手くいっているように感じているんだ。
今後ケニーともっと話をするつもりだよ。
彼はいろいろなことを経験してきたけど、彼が復帰のために頑張っていることは僕にもわかるよ。
コールは100%の状態で『禁断の扉』に臨んだ。負傷は予測不可能。
インタビュアー:
アダム・コールの脳震盪はひどいものだという話もありました。彼についての心配はどうでしょうか?
トニー・カーン:
『Double or Nothing』と『Forbidden Door(禁断の扉)』の間の約一か月間、彼は試合していない。彼はその間ずっと解説を担当していた。試合の許可もちゃんと得ていたんだ。
だから、彼をしばらく休ませるつもりだよ。
すでに時間をかけていたが、さらに時間をかけて彼の体調を確認し、100%の状態になるまで試合はさせないつもりだ。
彼は100%の状態で『Forbidden Door(禁断の扉)』に臨んでいた。負傷は予測不可能なことなんだよ。
今回のインタビューの中でも触れられていた通り、先日のTwitch配信の中で「もし次に大きな失敗をした時は…それで終わりだ。もうおしまいだよ。もう二度とこんなことはできないね」とケニーは語っており、リハビリに苦戦している旨をコメントしていました。
また、アダム・コールは5月30日に行われた『Double or Nothing』にて肩を負傷したと言われており、『ForbiddenDoor(禁断の扉)』が行われるまでは試合を行っていませんでしたが、それでも怪我(脳震盪)を起こしてしまったようです。
さらに言えば、ケニーとコールだけでなく『Undisputed ELITE』のメンバーであるボビー・フィッシュとカイル・オライリーも負傷により欠場しており、ユニットとしては壊滅状態にあります。
ただ、『禁断の扉』で行われたIWGP世界ヘビー級王座戦でジェイ・ホワイトとアダム・コールの溝が深まった今、『Undisputed ELITE』が復帰したタイミングでバレットクラブとのストーリーは一気に加速すると思います。
個人的にキーパーソンになるのはグッド・ブラザーズのカール・アンダーソンとドク・ギャローズになると睨んでいますが、果たしてどうなるのでしょうか?