ケニー・オメガ インタビュー(中編)~AEWのゲームの作成状況、復帰後に戦いたいレスラー~

2021年度レスリング・オブザーバー・アワードMVPを獲得したケニー・オメガ。
現在負傷により長期欠場中のケニーですが、先日レスリング・オブザーバーのインタビューに応えました!

現在の自身の体調や、現在開発中のAEWのゲームについて、復帰した後に戦いたい相手、そしてつい先日AEWを退団したコーディについて心境を語ってくれています。

非常に長いインタビューだったので前編・中編・後編に分割!

前編がケニーの体調についての壮絶なエピソードだったので、中編は明るい話題を!
現在AEWが開発中コンシュマーゲーの進捗と目指しているモノ、ケニーが復帰後に戦いたい相手について!

AEWのゲームですが、ゲーム好きの自分としてもとても楽しみにしてます!
最近ゲーミングPCを買ったのもこのゲームをプレイしたいっていうのが理由の一つだったり…w

また、復帰後に戦いたい相手を2名挙げています!

1人は過去ストーリーで密接な繋がりがありましたがなかなか戦う機会が起こらなかったレスラー。

もう1人は、現在プロレス界を揺るがすような大事件を起こした新日本プロレスのトップ選手。
ケニーの復帰した後間違いなく動くであろう2人とのストーリー。自分は楽しみで仕方ありません!!

今回のインタビューでもケニーさんはかなり本音で話してくれています!
ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです!

前編はこちら

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それでは、いってみましょー!

目次

AEWのゲームの進捗について

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次のプレゼン資料を作成中だ。俺たちはこのゲームについて24時間ノンストップで作業している。締め切りもたくさんある。

情報だけでなくアップデートしたものを発表してからかなり時間が経ってるし何か見せたいな。
できれば、すぐにでもみんなに見せられるようなものを準備したいと思っているよ。

ペイパービューやペイパービューウィークの中で約束したくはないけれど、進行状況をもう少し見せたり、新しいキャラクターや人物を明らかにできるかもしれないね。

そうすれば、どんな試合形式でリング上で混戦になったときも楽しい時間を過ごすことができる。 そして、自分自身を動かしている感覚になれば技にインパクトがあって楽しいと感じられる。
もし競技性を求めるならそれはそれでアリだと思うね。

WWEのゲームのプロダクトバリューには俺たちは決して勝てないだろうね。2K22は本当にゴージャスなんだ。2K22が発売されたときにすべてのオマケやこだわりの要素をチェックが本当に楽しみだ

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俺たちは別に限界を大幅に超えるとかそういうことがしたいわけじゃないんだ。

昔プロレスゲームをやっていた人たちが、プロレス仲間や楽しみたい人たちと昔感じていたようなプロレスゲームをプレイしてもらいたいんだ。

ルチャ・サウルスが誰だか知らないかもしれないし、クリス・ジェリコが誰だか知らないかもしれないけど、キャラクターを選んで「こいつは演じていて楽しいな」と思ってもらう。
そういう感覚をクリエイティブデザイナーとしてビデオゲームに取り戻したいね。

多くの試合形式やゲームモードも用意するし、クロスプラットフォームがにも対応させる予定だ。友人と一緒に楽しむことができる協同プレイ、ベルトの防衛のシステムなんかも盛り込みたい。

さまざまな方法で人々と交流し、コミュニティを築き、人々と交流し、楽しむことができるんだ。

このプロレスゲームの世界ではプロレスそのものだけでなく、常に人々をできる限り繋がり続けることが重要となる。

それがメインじゃないけど、俺はそれを実現したいし、私のやりたいことのひとつでもある。

このゲームが、プロレスファンやゲームを楽しむ人たちがオフラインでもオンラインでも、仲間を集めて楽しむための入り口をできるだけ多く持つものになること、それが実現してほしいと思っているよ。

復帰後に戦いたいレスラー 〜アダム・コール〜※補足情報あり

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アダム・コールとは、いつか本当に面白いストーリーを進める展開があるような気がしているよ。

いつになるかは分からないね。この時期になったらこういうことをしなきゃいけない、みたいに縛られるのは俺はあまり好きじゃないんだ。

雰囲気を感じたり、ファンの反応を聞いたりして、引き金を引くのに適切なタイミングを見極めたい。

タイミングが合えば、あるいは可能な限りタイミングが合えば、そのストーリーを掘り下げることができるだろうね。

※ケニーとアダム・コールの過去の因縁について

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インタビューから少し外れますが、ご存じない方のためにケニーとアダム・コールの過去の因縁を簡単にご紹介

ケニーが新日本でバレットクラブのリーダーだった時代、コールもバレットクラブのメンバーでした。

当時はケニーは新日本所属、コールとヤングバックスはROH所属と分かれていましたが、この4人は非常に仲が良く巡業の際はいつも行動を共にしていました。

そんな仲の良かった4人ですが、紆余曲折あった結果ケニーとコールはお互いを恨みあうことになってしまいます。※この辺りの流れを解説すると長くなruので、ここでは割愛します

ケニーの恨みは遂に一線を超えます。
ケニーはなんと…アダム・コールを毒殺してしまったのです!!

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アダム・コールが死んで約4年。事態は動きます。
AEWにてヒール王者として悪の限りを尽くしていたケニーとヤングバックスですが、抗争相手であり王座戦が決まったクリスチャンやジュラシック・エクスプレスに追い詰められていました。

ケニーとヤングバックスはその危機的状況に対応すべく、過去に自分が抹殺した親友の蘇生を決心したのです!!

黒魔術によって無事息を吹き返したアダム・コール!!ですが、コールは自分が死んでいた時の記憶を…特に、自分がなぜ死んだのか?誰に◯されてしまったかについての記憶がすっぽりと抜け落ちていたのです!!

AEWに参戦したコールはケニーやヤングバックスと過去のいざこざがあったことを忘れ、昔と変わらず今も3人との友情を続けています。

ただ、今その状態にも綻びが出始めています。

  • どこかコールを信用していない雰囲気のケニー
  • ケニーの長期離脱
  • コールの親友であるカイル・オライリー&ボビー・フィッシュ(reDRAGON)のAEW参戦
  • そのreDRAGONとヤングバックスの衝突
  • 現バレットクラブリーダー ジェイ・ホワイトの暗躍

新日・ROH時代には結局対戦の無かった2人
果たして2人の関係が今後どう動いていくかも、今後のAEWの注目ポイントです!!

復帰後に戦いたいレスラー 〜ジェイ・ホワイト〜

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https://njpwworld.com/p/s_series_00382_1_04

ジェイ・ホワイトとは長年にわたって本当に良い関係を築いてきた。
彼が新日本で俺の衣装を洗濯をしてくれていた頃から知っているんだ。

彼のプロレス界への進出を常にサポートしてきたつもりだが、彼が目の前にあるチャンスを掴んだことを非常に誇りに思っているよ。彼は自分の力でチャンスをものにしたんだ。

彼がトップ選手という素晴らしい責任を与えられたとき、彼が俺は他の人と不当に比較されたような気がしていたんだ。あまりに早すぎるタイミングでね。

彼は、自分のルックス、キャラクター、レスリング・スタイルを、本当にユニークで自分に合ったものに変えることができたんだ。

だから、俺はジェイと再戦したい。
それも現在のバージョンの新しいジェイとね。そしてできるなら、彼がどれだけ進化したかを示す道具になりたいと思うんだ。

アメリカの観客はまだその姿を見てないだろうし、実現したら大変なことになるだろうね。

ジェイ・ホワイトのベストバージョンは、東京ドームで行われた飯伏幸太との試合だと思う。

新日本プロレスの大舞台だ。壮大なメインイベントのスタイルを体現したものでありつつ、北米のベビーフェイスヒールプロレス文化に影響を受けた試合だった。
彼はストロングスタイルのメインイベントでの試合に違和感なく、それらをシームレスに融合させることができていた。

その意味で一歩下がって見てみると、この男は身体能力、ハイフライムーブに頼らなくても人の心を揺さぶる事ができるレスラーだ。

ただただ、適切な方法で物事を進められる男なんだ。

AEWにおいて、トニー(・カーン)がレスラーを見せることに寛大で、対戦相手に寄り添ってくれるからそういった壮大な気分を作り上げることができるんじゃないかな。

たとえそれが俺でなくても、アメリカのファンにジェイの何かを見せるチャンスがあって欲しい。
彼は、今のプロレス業界最高の選手の1人に成長を遂げたんだからね。

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後編はこちら

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