ケニー・オメガが鷹木信悟、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイの活躍を大絶賛

2021年11月から現在に至るまで長期欠場中のケニーオメガ。

残念ながらAEWと新日本プロレスの合同興行『ForbiddenDoor(禁断の扉)』に姿を現すことはありませんでしたが、大会が行われる直前、スポーツ・イラストレイテッドのインタビューに登場しました。

前回のインタビューでは自身の怪我の状況やAEWのゲームの開発進捗について語っている部分を紹介しました。

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今回は当時開催直前だった『禁断の扉』への期待や、新日本プロレスについて語った部分を紹介!

ケニー・オメガが新日本プロレスを去った後に大躍進を果たした鷹木信悟、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ。その三人の活躍をケニーは絶賛しました!

特に、自身を凌駕しかねない活躍を見せているウィル・オスプレイに対しては特に評価しているようで…!

目次

新日本プロレスで誰が頭角を現すのか、見ていて本当に楽しかった

ケニー・オメガ:俺とヤングバックスが新日本プロレスを離れてからしばらく経ったが、新日本プロレスの中のヒエラルキーは変化している。

新日本プロレスの風景が今に至るまで発展していくのを見ているのは本当に楽しかった。
誰が新日本の中で責任を負うようになったのか、誰が休むことなく新日本を支えているのかチェックするのはとても興味深かったね。

この(『ForbiddenDoor(禁断の扉)』)のカードについては俺も予想できなかったものだったけど、俺が頭の中でいつも想像していた選手がたくさんカードに含まれていて本当にクールだと思ったよ。

ショーにも参加できないし昔の仲間にも会えないのは心の底から残念だけど、『禁断の扉』がどうなるのか見届けるのがとても楽しみだよ。

AEWと新日本プロレスとの関係実現が本当に嬉しい

俺は『禁断の扉』を取り巻くこのミステリアスな雰囲気が大好きなんだよ。団体を超えた王者の交代が起こるかもしれない。

この二つの世界がお互いぶつかり合うっていう事実やこのプロレスビジョンに本当に興奮しているよ。
…新日本プロレスとの関係が、遂に実現するんだ。

この光景は俺がAEWでずっと実現したかったことなんだ。AEWは今、新日本プロレス、AAA、DDT、そして東京女子プロレスと信頼関係を結んでいる。

これらの団体はこんな関係でもなければ、一緒に仕事をすることは決してなかっただろうね。『禁断の扉』で存分にそれを味わうことになると思うよ。

そして、新日本プロレスの中で誰が一番インパクトを残すことになるか?
棚橋弘至が「『禁断の扉』の主役は自分だ」と言っていたのは知っているし、その可能性もある。でもファンが誰に惚れるかは全く予想ができない。

そうなるのはオカダ・カズチカか?彼はまさに史上最高のレスラーの一人だ。
それともファンは棚橋弘至に惚れ込むことになるのか?それとも鷹木信悟か?ジェイ・ホワイトやウィル・オスプレイがそうなるか?

考えるだけでクールだよ。

鷹木信悟がジュニア級から飛び出すよう働きかけてた。その後彼はチャンスを掴んだ。

ジェイとオスプレイはステップアップしなければならないポジションにいると感じていたし、新日本プロレスの人々は鷹木信悟の持つ才能に気づいていないように感じていたんだ。

ドラゴンゲートでの彼のシングルマッチはまさに圧巻だった。
彼がジュニア級から飛び出すよう俺は懸命に働きかけていたんだ。そして、彼がジュニア級から飛び出した後、彼は目の前のチャンスを掴み走り出したんだ。

ウィル・オスプレイは今現在のプロレスを象徴する存在

ジェイ・ホワイトは、非常にユニークなレスラーに生まれ変わった。スイッチブレードのような選手は世界中を見渡してもどこにもいないんだ、スイッチブレード以外にはね。

そして何度も何度も何度も言ってきたことだが、ウィル・オスプレイほど引き出しを持っている選手は存在しない。

彼はなんだってできる。彼はクールな動きをしながら、それに少し自分らしさを加えながらそれらをつなぎ合わせている。
今現在のプロレスというものをまさに体現しているような存在だよ。

ジェイ・ホワイトは新日本プロレスがずっと必要としていたスター

ジェイ・ホワイトとウィル・オスプレイ。この2人を比べると、新日本プロレスが必要とする興行の柱へと進化したのはジェイ・ホワイトの方だと俺は思う。

彼はオスプレイと同じ類の輝きを持っていないかもしれないが、一本通った筋を持ってる。ファンは彼のサイコロジカルな部分をもっと知りたいと思うし、次に何をするのか見逃せない存在だ。

ウィル・オスプレイの試合は、ジェイと比べるともっとスペクタクルだ。彼は現在のファイブスターマッチの定義がどんなものであったとしてもそれをやり遂げる。

だから、ウィル・オスプレイは今のファイブスターマッチを体現する存在であり、ジェイ・ホワイトは新日本プロレスが必要としていたスターなんだ。

この二人が『禁断の扉』でファンが注目している試合で活躍するのが楽しみだよ。

新日本プロレスでやりたいことがまだまだ残っている

新日本プロレスにはまだやりたいことがたくさん残っているんだ。

俺の体はうまく調和的に反応してきてるよ。きっと今の状態は俺を前よりも良い状態に導いてくれるはずさ。



ケニーがべた褒めした選手の中でもやはり注目したいのはウィル・オスプレイの存在でしょう。

ケニーが新日本プロレスを退団した後、オスプレイが新日本プロレスでの絶対的なポジションを確立してから、2人はSNS上での衝突を繰り返していました。

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特に5月に公開されたインタビューでは、自身に向けたケニーのTwitterでのスタンスを痛烈に批判し、本気でケニーのことを毛嫌いしている雰囲気を漂わせていました。

オスプレイ:俺はお前のことを見ている。ああ、俺はお前を尊敬しているんだ、本当に尊敬している。
お前がやってきたことはすべてリスペクトしているんだ。

あのクソみたいな電流爆破デスマッチ(※注 2021年にケニーとモクスリーが行った試合。試合後の演出に失敗し、世界中のファンから失笑を買うことになりました)の時だって、俺は「二人の無事を祈る」と思っていたタイプだ。

死ぬほどツイートが溢れてる中で、そんな風に思っていた奴なんて俺ぐらいだろう。

なのにその腹いせにクソみたいな自分のファンを利用して俺を葬り去ろうとしてきやがったんだ。
文字通り、ただただ最善を尽くそうとしてる俺に対してな。

これが俺とケニー・オメガが仲の悪い理由だ。

アイツにだって言い分はあるだろう。ただ、今のところは本当にアイツに近寄ってきてほしくない。
不愉快だ。そんな奴は壊れてしまえばいいんだ。

ああ言えばこう言う、二枚舌な奴が俺は大嫌いなんだよ。

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SNS上での態度とは打って変わって、オスプレイへのリスペクトを示し始めたケニー・オメガ。

対して、今も変わらずケニーへの嫌悪を露わにしていると思われるウィル・オスプレイ。

実現すれば間違いなくドリームマッチとなる二人の衝突は、果たして今後どんな展開を見せるのでしょうか…!

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