2021年11月に行われたPPV「FULL GEAR」にてハングマン・ペイジに敗れてから、現在長期欠場中のケニー・オメガ。
肩のケガやヘルニアの手術、慢性的なめまいの症状やそれ以外のさまざまな負傷の治療など、新日本時代からずっと抱え続けてきたダメージを現在じっくりと癒していることはご存じの方も多いでしょう。
先日のPWInsiderによると、AEWの女子部門の試合の一部をプロデュースするなど、ケニーはここ数週間の間に副社長としてのバックステージ業務を再開しているとの報道がありました。
ただ、ここで新しい情報が。
レスリング・オブザーバーによると、ケニーがリングに復帰するタイミングはまだ不明のようです。
最新のレスリング・オブザーバー・ニュースレターの中でデーブ・メルツァーは、ケニーの復帰についてこのように語っています。
デーブ・メルツァー
ヤングバックスも、ケニー・オメガが健康な時に復帰して(イホ・デル・)ヴィキンゴと対戦すると予告していたよ。オメガが復帰する日はまだ決まっていないんだ。
メルツァーが話題に上げているヴィキンゴとは、ケニーがメキシコの団体AAAのAAAメガ(ヘビー級)王座を保持していた時に次回の防衛戦の相手として決まっていた選手です。
残念ながらケニーの負傷欠場に伴い、AAAメガ(ヘビー級)王座も返上することに。
ヴィキンゴとの試合は中止となり、当日はヴィキンゴvsサムライ・デル・ソルvsジェイ・リーサルvsボビー・フィッシュvsバンディードの4WAYによる王座戦が行われることに。
そこでヴィキンゴが勝利。現在AAAメガ(ヘビー級)王座を保持しています。
ある意味、ケニーが今最も因縁のある選手と言えるでしょう。
その選手と戦うのに万全じゃないという言葉がヤングバックスから出てきたということは、ケニーのリング復帰はまだまだ時間がかかるかもしれません…
日本のファンが一番気になるであろう、AEWと新日本の合同興行「FORBIDDEN DOOR(禁断の扉)」にケニーが出場するのかどうかも、現状ではまったくわかりません。
ただ、そうはいってもプロレスは「NEVER SAY NEVER」
大会の幕が下りるまでは、どんな展開だって起こるでしょう。
SNSプロレスを得意とするあのケニー・オメガが、ただ無策でいるとは正直思えません。
ファン想いなケニーですから、きっとファンを驚かせ楽しませ興奮させる展開を考えていると信じています!ジュース・ロビンソンの一件をプロレスファンは忘れてはいけない…
新日本は6月3日までBOSJがあり、6月12日には大阪城ドミニオンが控えています。
AEWもこの後5月29日に年間最大のPPV「Double or Nothing」を開催します。
きっとここからストーリーが動くと思います!ここからの展開に改めて期待ですね!!