ルネ・パケットのPODCAST番組『The Sessions with Renee Paquette』に出演したウィル・オスプレイ。
今年のレッスルキングダムでかつての入場曲『Elevated』を復活させた理由や、ケニー・オメガとの試合で負った負傷など様々な内容を語っています。
そんな聞きごたえ抜群のインタビューの中でも耳を引いたのは、オスプレイが戦い続けている持病について。
オスプレイは失読症・自閉症・ADHDと長年戦っているという壮絶な過去と、今それをどのように受け止めているかについて語りました。
ウィル・オスプレイ:
2019年にADHDと診断されたのは、自分の身に何かが起こってる気がしたからなんだ。
学校を卒業した後、失読症だったんだ。合格したのは演劇と体育だけ。英語、数学、科学等、大学に行くために必要な科目について全て落としてしまったんだよ。
働きに出るしか選択肢がなかったんだ。大学に進学したいと思っていたんだけどね。それと、とある出来事をきっかけに「学習障害」という言葉を使っていたような気がするんだ。
何だったかよく覚えていないんだけど、たしかディスレクシア(発達性読み書き障害)の一種と言われてたよ。
読むのも苦手だし、書くのも苦手で。いつも苦労しているよ。たまに何かツイートすると、ちゃんと読んでないから誤字脱字だらけでさ。
本来なら恥ずかしいことだよね。大の大人が、住宅ローンを抱えて、読み書きもできないなんてさ。
ADHDは2019年、体調が悪くて医者に電話したらいくつか検査をしてくれて原因が発覚したんだ。
言い訳にはしたくないんだけど、このせいで自分が大変な目にあっているような気がするんだ。そのあと何が起こるかを考えられず、ただ行動に起こしてしまうからね。
今、俺は成長している。もうすぐ30歳になるしそろそろ大人にならなきゃね。
自閉症の件については、医者の件があってから2020年の年明けだったかな、パンデミックが始まってからはもうやりとりしたことはないんだ。自分が自閉症な気はしてるんだけど、その保証はなくてね。
他の2つ(失読症とADHD)は診断してもらったけど、もう1つはまだ答えが出てない。待ち時間が長くてね。
ただ、仮にそうだったとしても、俺はそれを障害とは思わないよ。スーパーパワーだ。俺たち自閉症児は、普通の人よりずっと優れているんだ。
自閉症児のみんな、俺たちこそ「トップ」なんだ。
ウィル・オスプレイ、本当に強いレスラーですね…