2018年の東京ドーム大会におけるケニー・オメガvsクリス・ジェリコのIWGP USヘビー級王座戦。
AEW社長のトニー・カーンもこの試合がAEW旗揚げの最初のモチベーションになったことを認めており、今プロレス業界で叫ばれている『禁断の扉』を最初に開いたのはクリス・ジェリコであることは間違いありません。
その後新日本プロレスの主要選手と戦ったジェリコですが、新日本プロレスにはまだまだ戦いたい相手がいるようです。
東京ドーム大会で3回ヘッドライナーを務めた
まあ何が言いたいかというと、俺は東京ドーム大会で連続してヘッドライナーを務めたんだ。
2018年にケニー・オメガと。2019年に内藤哲也と。そして2020年に棚橋弘至とね。
だから、新日本プロレスはクリス・ジェリコの存在のおかげでたくさんの収入とたくさんのチケットの売り上げがあったし、勢いも得たんだ。
もちろん、パンデミックが起きてしまってすべてがストップしてしまった。
でも、日本では依然として俺の試合がドル箱コンテンツなのは間違いないだろうな。
日本で実現させたい試合を残してある
日本で行う鈴木みのるとクリス・ジェリコの試合は、アメリカで行うよりも多くの意味があると思う。
鈴木みのるはアメリカで多くの選手と試合をしてきた。俺もあまり把握はしてないが鈴木みのるはジョーイ・ジャネラや他の選手と仕事をしてきたことだろう。結構なことだ。
ただ、どの試合も東京ドームレベルの試合ではない。
だから、日本のために残しておいた試合がいくつかあるんだ。ウィル・オスプレイとの試合もその一つだ。
『クリス・ジェリコが日本で試合を行う』
この事実だけで新日本プロレスにもたらす利益はすさまじいものでしょう。
実際、ケニーとジェリコが戦った2018年の東京ドーム大会について凄まじい利益をもたらしたと言われています
チケットは前年度の約26,000枚から35,000枚に伸び、当時の新日本プロレスワールドの会員数の35%に相当するファンが大会開催前の2日間に登録を行ったというのだから驚きしかありません…
今回のインタビューでも語っていましたが、クリス・ジェリコは鈴木みのるとの戦いに非常に関心があるようです。
かつてのインタビューやTwitterでも鈴木みのるとの対戦を熱望していますが、もしそれが実現したら…
いや、もしそれが『日本』で実現したら、世界的にとんでもない注目を得ることは間違いないでしょう!!
↓ジェリコが鈴木みのるについて触れたインタビューやツイートのまとめ
↓ジェリコがこのインタビューの前に触れていた鈴木みのるとの対得に関する記事
『ForbiddenDoor(禁断の扉)』ではタッグで共に戦ったジェリコと鈴木みのる。
正直試合中にジェリコとみのるが衝突してからの抗争開始を期待していましたが、予想に反してスムーズな連携を見せていて驚きました…
もしかすると、しばらくは戦うのではなく共に戦う2人の姿がAEWで見られるのかもしれません。
ただ、個人的には歓声が解禁された東京ドームで「Judas」と「風になれ」の大合唱をやってみたいものですね…!