過去にWWEのトライアウトを受けたアダム・コールについて、HHHが個人的に打ち明けたという言葉をリーガル卿がインタビューで語りました。
今のアダム・コールは32歳。きっとハンターさんはコールが世界的スーパースターになることを見抜いていたのでしょう…
ウィリアム・リーガル:
アダム・コールは24歳の時にWWEのトライアウトを受けたんですよ。
HHHが彼を呼び出したんですが、実に素晴らしい瞬間でしたね。
私を含めトライアウトに関わった全員がこの若者はプロフェッショナルだと感嘆の声を上げました。
彼はまさにすべてを手に入れと言えます。
ただ、HHHの判断は当時は少し厳しく聞こえたかもしれないですね。まぁ今のアダムに聞けば彼はきっと違った反応を示すことでしょう。
HHHは個人的に私にこう言ったんですよ。
「彼を(WWEから)離してやれ」ってね。
アダムはすでにリング・オブ・オナーで戦っていましたし、PWGでも活躍していました。
「彼がWWEの外で得る経験は彼を今の10倍、いやそれ以上に良くするだろうからそのままにしておいてくれ。彼から目を離さないで、何か必要なことがあったら俺に知らせてくれ」と言われました。
もし彼が運に見放されているなんて話を聞いたら、きっとすぐにでも彼に知らせてたでしょうね……
「彼のことをよく観察しておいてくれ。適切な時期が来て、彼にとって最高の舞台を用意できたら、彼をすぐにWWEに招き入れたい。
入団してから彼の居場所を作るのではなく、育てていこう」とも言われましたよ。
業界の中でもっともアツい会社にトップ入ってきて、トップのまま退団する選手なんて一握りしかいません。アダム・コールは4年間でそれを成し遂げましたからね。
それは信じられない偉業ですし、HHHがいかにスマートな男かが分かりますよ。
アダム・コールはハングマン・ペイジと同じく、IWGP世界ヘビー級王座戦に名乗りをあげています。
ベルトを巡る因縁については、明日の大阪城ホール大会で行われるオカダ・カズチカとジェイ・ホワイトの王座戦の後に判明することでしょう!
明日の大阪城ホール大会、楽しみにですね!!