ロッキー・ロメロが語ったWWEとの交渉「超ストレスフルな状況だった」

新日本プロレスのNEVER無差別級王者でありながら、WWEへの復帰を決めたカール・アンダーソン。

2022年12月14日に行われたNEVER無差別級王座戦にてヒクレオを圧倒したアンダーソンですが、その後レッスルキングダム17でのNEVER無差別王座戦を行うことが決定しました。

ここ数年の中でも指折り数えるぐらいしか前例のない“WWE所属スターの他団体出場”

最近WWEのトップがビンス・マクマホンからHHHに移ったこともあり「新日本とWWEの間の禁断の扉が遂に開いたか!?」とプロレスファンの間で噂されました。

ただ、その舞台裏では相当な苦労があった事をロッキー・ロメロがインタビューで明かしました。

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超ストレスフルな状況だった。「頼むから裏切らないでくれよ」と彼らに伝えた

ロッキー・ロメロ:

(カール・アンダーソンがNEVER王座を持ったまたWWEに移籍した件について)

オレにとって超ストレスフルな状況だったよ。

彼ら(アンダーソンとギャローズ)から「WWEから接触があった」と聞いた時からね。

色々なスケジュールが決まっていた状況だ。とにかくナーバスになったよ。アンダーソンはNEVER王者だしね。

彼らの復帰を後押ししたのもオレだったし心配になって「頼むから裏切らないでくれよ」って彼らに伝えたんだ。

でも結局彼らはWWEと契約することになった。

しかも「契約する事になったから誰かがWWEと話しなきゃいけない」なって言われてさ。

もちろん、そんな事できるのはオレしかいないじゃないか。

色々と調整してなんとかアングルを組みなおした

話し合いを開始したら特に日程について色んな混乱があってさ。

11月5日の新日本の大会にアンダーソンが出場するとアナウンスしてたんだけど、同じ日にWWEのサウジアラビア大会が開催される事になっていてね。

どう考えても日程が被ってる。交渉の最初はとにかく多難だったよ。

ただ、彼らをサウジアラビアに行かせ、オレらがそれに理解を示し、日程を再調整する事でより大きなアングルに組み立てなおそうとしたんだ。

それが最善の方法と思ったんだ。全て上手く行くように望んでたけど、結局は上手くいかなかったね。

最終的にアンダーソンはこの間のショー(仙台大会)に姿を現してベルトを防衛した。

そして今、東京ドーム大会でタマ・トンガを相手に防衛戦を行うことになったんだ。

東京ドーム大会にはきっとサプライズがあるはずさ

(サシャ・バンクスのイッテンヨン参戦を聞かれ)

多くの噂を聞いてるけど、今のところ肯定も否定もできないよ。

何が起こるかわからない。

でも東京ドーム大会にはきっとサプライズがあるはずさ。


ロッキー・ロメロの新日本への貢献はホント計り知れないものがありますね…

そして、ロッキーが仄めかした「東京ドーム大会のサプライズ」がどんなものになるかも楽しみです!!

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