先日無事に終了したAEWと新日本プロレスの合同興行『Forbidden Door(禁断の扉)』
その開催翌日となる6月28日に、ヤングバックスが運営しているYouTubeチャンネル『BEING THE ELITE』の最新回が公開されました。
“Forbidden Door”と銘打たれているように今回の合同興行の舞台裏にも少し触れられている内容でしたが、その前半でニック・ジャクソンとマット・ジャクソンの2人からとあるエピソードが語られました。
オカダ・カズチカが印象的なAEWダイナマイトへのデビューを果たしたミルウォーキーの地で、オカダ、ニック、マットの3人は3年半ぶりの再会を果たしました。
オカダ・カズチカとヤングバックスの3人は、実はオカダが海外遠征に出ていた時からの親友同士の関係です。TNA時代から今に至るまで3人の親交はずっと続いています。
コロナの影響もあり、3年半もの長い間直接会うことが叶わなかった3人。
再開の瞬間はさぞ感動的なものになると思いきや…そうはならなかったようですw
ニック・ジャクソン:(『ForbiddenDoor(禁断の扉)』直前のAEWダイナマイトが開催された)ここミルウォーキーで、何が起こったのかを話そう。
俺達は一日中ロッカールームで佇んでいた。というのも、その日は珍しく何の予定も入っていなくて、ミーティングとかもなかったんだ。マジで滅多にないことなんだよ。
マット・ジャクソン:本当に静かな一日だったな。
ニック:その日オカダが来ると聞いていた。三年半ぶりの再会になるから、彼が会場に到着するのをロッカールームでずっと楽しみに待っていたんだ。
でも、前もって撮影しとかなきゃいけないシーンがあってスタッフに呼び出されることになってしまって。
マット:どうやらオカダの乗っていた飛行機の到着が遅れていたらしい。
ニック:事前収録のために部屋を離れたのは5分ぐらいだったんだけど、ロッカールームに戻ろうとしたらちょうどオカダの姿が見えてね。
彼と強くハグを交わしてさ「3年も君に会えなくて寂しかった。久しぶりに会えて本当に嬉しいよ」って言ったんだ。そしたらオカダはこう言ったんだよ。
「ヘイ、ニック!君の衣装はどこだい??」
俺は彼のやりたいことをすぐ理解した。
彼はズボンを下ろし始めたんだ。そして案の定俺の衣装を身につけ始めたんだよ(苦笑)
いつ何時どんな場所であっても、アイツは俺たちに会うと欠かさずこれをやるんだよ…
マット:きっとあの男は日本からこっちに向かう飛行機の中で毎回フラストレーションを貯めてるんだろう。
だから、未だに会場について彼が最初にやるのは、ロッキー(ロメロ)に「ヤングバックスはどこにいる?彼らの部屋はどこ?」って聞くことなんだろうなw
ニック:そして案の定俺の衣装を着ていくわけだ(苦笑)
マット:元気そうで何よりだ(爆笑)
ニック:コングラチュレーション、オカダ。
俺たちは変わらず君が大好きだ。
3人の絆は相変わらずの様ですねw
どれだけ世界的なスーパースターになっても、どれだけ長い間離れていても、こうやってバカをやれる関係というのは本当に素晴らしいと思います。
『ForbiddenDoor(禁断の扉)』が終わった後オカダ選手がツイートしてくれたように、いったんこの禁断の扉は閉じますが、その扉が再び開かれる日はそう遠くないでしょう!
その時はまた、オカダの姿に苦笑するニックやその2人を見て爆笑するマットの裏話が聞けたら最高ですね!