ランス・アーチャー、G1クライマックス32出場について語る「再び参戦できて本当に光栄」

7月16日の今日、遂に開幕したG1クライマックス。数年ぶりに世界的に選手が参戦する大会として世界中のファンから注目されています。

あらゆる選手が相当な意気込みを持ってG1に臨んでいることがインタビューや記者会見で伝わってきますが、その中でも特に特別な想いを抱いていると思われるのは、3年ぶりにG1クライマックスに参戦するランス・アーチャーでしょう。

久しぶり日本への凱旋に、アーチャーもTwitterで興奮を露わにしています!

ランス・アーチャー

920日を経て、遂に(日本に)戻ってきたぜ!

ランス・アーチャー

920日ぶりに、日本の新日本プロレスのリングに俺は立っている。G1クライマックス32は今夜スタートだ!

マーダーホーク・モンスターがいったい何者なのか、お前らに思い出させてやる!

そんなランス・アーチャーが、3年ぶりのG1クライマックス参戦についてインタビューで語りました!

アーチャーは、新日本プロレスの歴史を持った自分がAEW代表としてG1を戦えることを誇りに思っているようです…!


目次

G1に再び参戦できるのは素晴らしいし、光栄だ

インタビュアー:

今年のG1クライマックス参戦が決まりました。AEW唯一のレスラーとしてG1に参戦する心境はいかがですか?

ランス・アーチャー:

俺としては驚きだよ。

新日本プロレスとAEWのコネクションであった過去のある俺が、今度はAEWを代表して唯一G1クライマックスに参戦することになったんだ。

新日本プロレスは50周年を迎えたが、その歴史は素晴らしく、更に深い。
それにG1クライマックスはプロレス界最大のトーナメントでその存在感はまさに別格だ。毎年素晴らしい試合が繰り広げられる。

そのトーナメントに再び参戦できるのは本当に素晴らしいし、とにかく光栄に思うよ。

AEWの代表として、新日本の歴史を持つ俺がG1に参戦するのはまさにうってつけ

俺は2019年にG1に参戦したが、アメリカのAXS TVで生中継される中ウィル・オスプレイと開幕戦を戦った。
日本国外で開催された初めてのG1だった。多くの人が初めてG1というもの生で体験できたんだ。
(※注 2019年のG1クライマックスの初戦はランス・アーチャーの地元であるテキサス州ダラスで行われました)

ここ数年はパンデミックや規制のせいで鳴りを潜めていたが、今は規制が解除され始め、今まで参戦経験のなかったレスラーにもビザが許可されるようになり、俺が日本に行って暴れるための扉が開かれたんだ。

AEWの代表でありながら、新日本プロレスの歴史を持った俺がG1に参戦するなんて完璧な状況だよな。

本当に光栄だ。ぶっ飛ばしに行く準備はできてるぜ!

『禁断の扉』でのバックステージコメント

ランス・アーチャーは先日行われた『ForbiddenDoor(禁断の扉)』のバックステージでも、今回のG1への意気込みを語っていました。

ランス・アーチャー

新日本プロレス、準備はできているか?いや、できてないだろうな。

2022年か、長かったな。マーダーホーク・モンスターが日本に戻って来るのに2年もかかってしまった。そして、G1に出場するのも3年ぶりだ。

2019年のG1クライマックスはマーダーホーク・モンスターにとって最高の年だったが、俺はあの時よりももっとデカく、上手く、強くなった。新日本プロレスへの凱旋になるが、どうやら新日本は俺を「ビッグボーイ・ブロック」に入れたようだ。
バッドラック・ファレ、ジョナ・ロック、ジェフ・コブ、トム・ローラー、矢野通が相手か…痛めつけてやるのが楽しみだ。

そして忘れてはいけないのが「ゴールデン・ボーイ」オカダ・カズチカだ。俺は新日本プロレスで奴に一度も勝ったことがないが、今年は違う。
G1の最終日に俺とお前は武道館で戦うが、その日がお前が新日本プロレスで特別な存在でいられる最後の日となるだろう。俺に敗れたお前はヤングライオンと闘うまで落ちぶれることになるだろう。

そして俺はG1クライマックスを制し、IWGP世界ヘビー級王座を手にする。

いつもあと一歩のところで、チャンスを逃してきた。ふざけるな、今度こそは逃さない。

俺がオール・エリート・レスリング(AEW)で得たものをすべてぶつけてやる。

俺はもう新日本プロレスの所属じゃない。新日本プロレスがどうなろうが知ったことじゃねぇ。
俺の前に立ちふさがるやつは全員ぶっ飛ばす。全力に全力を込めてな。その瞬間を心行くまで楽しませてもらう。

覚悟はできているか新日本プロレス。

覚悟はできているか日本よ。

マーダーホーク・モンスターが、帰ってきたぞ。


先日開催されたベスト・オブ・ザ・スーパージュニアも、アレックス・ゼインを中心に海外選手たちの試合内外の活躍により大盛り上がりのまま無事幕を閉じました。

BOSJに続き、「記録的猛勝負」を選手たちが見せてくれるのが実に楽しみです!!

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