かつてKUSHIDAがWWEを解雇になったアレックス・ゼインに送ったメッセージ「またいつかどこかで、きっと」

6月21日の後楽園ホール大会。
36分超えの死闘となった石森太二と高橋ヒロムによるIWGPジュニア級王座戦の試合後に、ビッグサプライズが起きました…

今年の4月にWWEを退団しその去就が注目されていたKUSHIDAが、新日本プロレス復帰を果たしたのです!

KUSHIDAはその場で新日本プロレスへの復帰を宣言しました!

IWGPジュニア級のベルトにあのKUSHIDA選手特有の絶妙な煽りとともに挑戦を表明しましたが、王者である石森からは「次のシーズンでじっくり時間をかけて査定をしてやるよ」と、王座戦挑戦についてははぐらかされてしまいました。

ただ、その後のバックステージでもリング上と同じく

「残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います」

と新日本プロレス復帰への想いを力強く語っており、KUSHIDA選手の新日本プロレス復帰に対する並々ならぬ決意が伝わってきました。

KUSHIDAの復帰について、高い終了後の数時間のタイミングで既に何人かの選手が反応しています。

中でもロビー・イーグルス選手の大興奮ぶりが印象的でした。

KUSHIDAがいない間新日本ジュニアを支えてきた功労者の1人ですし、きっと今の新日本ジュニアを見てもらいたい想いが溢れてきたのだと思います…

WWEではNXTクルーザー級王座のベルトを巻いたこともありますし、新日本プロレス時代の活躍からもKUSHIDAの実力を疑う人はいないでしょう。

ただ、WWEから戻って来ていきなりスポットライトを奪っていったKUSHIDAを気に入らないジュニア選手は少なくないと思います。

個人的には、KUSHIDA vs 新日本ジュニア なんて構図が見れたら、めちゃくちゃ面白い展開になるんじゃないかと思ったりしています!

さて、そんなKUSHIDAの復帰にファンが湧く中、密かに注目を集めているのはこの選手のツイートではないでしょうか?

今年のBOSJで大ブレイクを果たしたアレックス・ゼイン。
彼もKUSHIDAの新日本プロレス復帰を喜んでいるようです。

あまりご存じでない方も多いと思いますが、アレックス・ゼインがWWEに在籍していた時の最後の対戦相手何を隠そうこのKUSHIDAでした。

この時のKUSHIDAはNXTクルーザー級王者。

対するアレックス・ゼイン(当時のリングネームはアリ・スターリング)は新進気鋭のレスラーとして注目はされていましたが、中々出場機会に恵まれず苦しんでいました。
更に不運なことに、この試合が放送される一時間ほど前に解雇が発表されることに

ノンタイトルマッチで行われた二人の試合は、王者であるKUSHIDAが勝利。

試合後にKUSHIDAは自身のTwitter(※現在はアカウント削除)を更新。

アレックス・ゼインを賞賛するコメントを残していました。

NXTクルーザー級王者KUSHIDA(38)が同級レスラーを中心とした205Live大会に登場し、新鋭のアリ・スターリングをホバーボードロック(腕がらみ)で撃破した。

ノンタイトル戦ながら気合十分のスターリングに向けてドロップキックから左ヒザ攻撃。スターリングのヒザ攻撃を受けた後、掌底3連打、アトミックドロップを決めてハンドスプリング式エルボーを狙ったものの、延髄切りで切り返された。スターリングのハリケーン・ラナやクローズライン(ラリアット)を受けながらも、ドロップキックからの飛びつき式ホバーボードロックで捕獲。そのままスターリングからギブアップを奪ってみせた。

試合後、KUSHIDAは「若く才能あふれるレスラーと戦えて光栄でした。またいつかどこかで、きっと」と自らのツイッターに投稿していた。
その後、米メディアを通じ、スターリングがWWEから解雇されたことが報じられた。

日刊スポーツ

二人の試合が行われたのは2021年8月。

約一年の時が経って、まさか新日本プロレスで再会することになるとは二人とも想像していなかったことでしょう。

2人の今後はどうなるかはまったく分かりません。タッグチームとして同じリングサイドに立つかもしれませんし、何かがきっかけとなってシングルマッチが実現することになるかもしれません。

ただ…もし二人の戦いが実現した時は、WWEで試合が行われた時とは比べ物にならないほど注目のカードになることは間違いありません!!
特に日本のファンからの注文は凄まじいことになるでしょう。

過去の点と点が、思わぬところで線となるのがプロレスというエンターテイメントの恐ろしくも楽しいところ。

今の2人が今後どのように交わるのか、ぜひ期待しましょう!!

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