ケニー・オメガ、UNDERTALEを語る

「誰も死ななくていいやさしいRPG」

そんな風変わりなキャッチコピーで全世界を魅了した名作RPG『UNDERTALE』が、先日9月15日で6周年を迎えました。

どこか風変わりだけど愛くるしいキャラクターたち、シンプルに見せておきながら二重三重にも伏線が貼られたストーリー、何十時間・何百時間聞いててもまったく飽きのこないBGMの数々、そしてゲーマーの思考を散々弄ぶような素晴らしいゲームシステム…

自分にとっても人生で遊んできたゲームの中で三本指に入るぐらい大好きなゲームです!

そしてこのUNDERTALE、実はケニー・オメガ選手も大好きなゲームだったりします!

AEWにて、UNDERTALEのキャラクターであるSansのコスプレをして入場をしたこともあります。

2018年のIWGPヘビー級王者時代に、挑戦者である棚橋弘至とのイデオロギー抗争の一環としてUNDERTALEをオマージュした動画を公開したり、UNDERTALE愛に溢れる入場パフォーマンスを東京ドーム大会で披露したこともありました。

ケニーは毎年、WWE所属のエグゼビア・ウッズ選手と共にその年のゲームTOP10を語るインタビュー企画を行っているのですが、2018年のその企画の中で、UNDERTALEの魅力を思う存分語りました!

https://www.giantbomb.com/articles/kenny-omega-and-xavier-woods-top-10-games-of-2018/1100-5827/

目次

ケニー・オメガ、UNDERTALEを語る

ウッズ:おいおいケニー、プレイするのがさすがに遅すぎじゃないか!!?
(※注1 UNDERTALEが最初に発売されたのは2015年)

ケニー:そう言われるのは承知の上だよ。認める…俺はペテン師だ。

でも少し釈明させてくれ。俺はswitchでこのゲームをプレイしたが、switch版がリリースされたのは2018年だったはずだ。もしそれがレギュレーション違反だっていうなら、2018年に発表されたDELTARUNEを一位に挙げるよ。
(※注2 UNDERTALEの正統続編であるDELTARUNEのチャプター1が、2018年10月31日に無料公開されていました)

これで問題ないだろう…いや、ダメかな。まあそれはさておき、このゲームはとにかく素晴らしすぎて、俺の中では『Mother』シリーズと同格の不朽の名作になってしまったから、どうしてもここで紹介したかったんだ。

ゲームが世代を超えて進化をしていたとしても、『UNDERTALE』のグラフィックが魅力を失うことはないし、至高のBGMの完成度も揺らぐことはないだろうし、バトルシステムも楽しくてやりがいのあるものであり続けるだろう…

じゃあ、このゲームが特別と言われる理由は一体なんだろう?

俺が思うに、それは人々がCelesteをゲーム・オブ・ザ・イヤーに投票するのと同じ理由だと思うんだ。

このゲームプレイしていると、目が離せなくなるキャラクターたち、思わず信じたくなるような世界、包括的でありながら楽しく革新的なゲームメカニズムなど、様々な要素が満ちた旅をしている気持ちになる。

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俺がこのゲームをプレイしたとき、クリエイターであるToby Foxからの心の底に響くメッセージを感じると同時に、架空の世界のキャラクターたちとまるで本当につながってるような感覚を覚えたよ。

キャラクターたちの想いや行動の動機がとても理解できたし、彼らが最良の結末を迎えられる事を心の底から祈っていたよ。

だからこそ、最初にこのゲームクリアした後に、すぐに2週目を始めてそのままエンディングまでプレイしたよ。

もう何がなんでもこの世界をハッピーエンドで終わらせたかったんだ。

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逆に言えば、そのせいで俺はこのゲームを2度と再プレイできないし、自分のやった事をやり直す事が出来なくなってしまったんだ。

気にしすぎだよね。『たかがゲームなのに』って事は自分でもよく分かってるよ。

それでも俺はダークサイドに行くことはできなかった。確かに、新しい台詞や新しいボス戦は逃してしまったかもしれない。
でも、俺の作った世界が安全で良い場所であり続けてくれるになら、それで十分なんだ。

ゲームでこんな気持ちにさせられたのは、UNDERTALEが初めてだよ。

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