「俺に負けてもAEWには絶対に来るなよ」新日本追放戦を戦うエディ・キングストンがジェイ・ホワイトに警告

2月11日に行われた新日本の大阪大会にて、ヒクレオとの「ルーザーリーブ・ジャパンマッチ」に敗れ日本を去ることになったジェイ・ホワイト。

ジェイは新日本を去るのか?はたまた拠点をアメリカに移すだけなのか?様々な憶測が流れました。

そんな中、予想外の出来事が…

2月19日の『Battle in the Valley』サンノゼ大会で行われるエディ・キングストンvsジェイ・ホワイトの試合が、「ルーザーリーブ・ニュージャパンマッチ」に変更になったのです…!

試合変更に至った流れについては、東スポが紹介してくれています。

そんな状況下でサンノゼ決戦でキングストンとのシングルマッチを控えていたジェイは、ラジオ番組「レスリング・オブザーバー・ライブ」に出演。キングストンとの電話がつながると口論を繰り広げた。エキサイトしたキングストンから「お前はヒクレオに負けてもう日本で試合ができないんだろ? ならもし俺がお前を倒したら、お前は二度と新日本プロレスのリングに上がることができないというのはどうだ?」と衝撃的な条件を提案された。

これに対しジェイは「面白い提案だが、お前にも同じリスクを背負ってもらう。もし俺がお前を倒したら、お前は二度と新日本プロレスのリングに上がることができなくなる」と、「ルーザー・リーブ・ニュージャパンマッチ」への変更を要求。両者が合意したため、同戦の敗者は新日本マットから追放されるハイリスクな一戦へと変更された。

東スポWEB

今回の記事では、そのジェイ・ホワイトとエディ・キングストンの口論をより詳しく紹介させていただきます。

果たして、「ルーザー・リーブ・ニュージャパンマッチ」に至った経緯はなんだったのでしょうか…?


ラジオ番組にて記者と穏やかに談笑していたジェイ。そんな中、エディ・キングストンが突如ラジオに乗り込んできました。

エディ・キングストン:俺はジェイと話がしたいんだ。ほら、俺を笑わせてみろよピエロ野郎。

ジェイ・ホワイト:(爆笑) わざわざ俺の時間を奪ってまでお前が語りたいことを当ててやろう。

すなわち、日本のプロレス界のレジェンドであり、お前にとってのアイドルである俺と同じリングに立てることに感謝したいんだろ?ありがとうエディ。感謝の気持ちは分かったからさっさと消えてくれ。

エディ:お前が俺のアイドルなわけがあるか。そもそも俺は21年のキャリアだが、お前はたかだか10年ぐらいだ。少しは俺にリスペクトを示したらどうだ?

(ジェイが喋ろうとして)俺が喋ってるんだから黙れ。目上の人間に対してもう少し礼儀を知れと言ってるだろう。

お前が今まで戦ってきた相手と俺は違う。ロッキーやトニー・カーンが俺にクビを宣言しようが知ったこっちゃない。

例えクビになっても俺には金を稼ぐだけの力があるからな。だから自身を神格化して俺をバカにするのはいい加減やめることだな。

ジェイ・ホワイト:長い長いお説教をどうもありがとうエディ。お前のキャリアが20年以上あるなんて興味ないし、仮にお前が100年戦い続けたとしても心底どうでもいいことだ。

お前が果たしてきたことと俺の偉業を比べてみろよ。俺は新日本でグランドスラムを達成し、お前の地元であるNYのMSGを1人で完売させた男だ。お前が地道にコツコツやってるあいだ、俺はそれを遥かに超える偉業を成し遂げてきたんだよ。

今度の『Battle in the Valley』でも死ぬほど金を稼がせてやるよ。せいぜい感謝するがいいさ。

エディ:ハッハッハッ、なかなか愉快なことを言うじゃないかw金を稼がせてやるって?だったらもっと面白くしてやろう。

どうやらお前はヒクレオに敗れたせいで2度と日本の地を踏めなくなったらしいじゃないか。元IWGP王者サマは、俺に負けることで俺をもっと有名にしてやろうって心づかいをお持ちなんだろ?

なら、もう二度と新日本プロレスで試合しないっていうのはどうだ?

お前が俺に敗れたら、お前は二度と新日本プロレスで戦えなくなるんだ。

ジェイ・ホワイト:…面白いな。実を言えば今の俺には失うものなんて何もないんだよ。俺以上にプレッシャーに強い男はいないからな。賭け金は高ければ高いほどいいだろう。

だから、もしお前が俺と同じリスクを背負うというなら同意してやる。

もし俺がお前を倒したら、お前は二度と新日本プロレスのリングで戦うことは出来ないし、新日本の選手と組む事もできなくなるんだ。

ああ、それとこんな条件を補足でつけるのはどうだ?

もしお前が敗北したとしても、俺に許しを乞うのならその条件を撤回してやってもいいぞ。

ジェイ・ホワイトの足元に跪き、俺の顔を見上げながら「新日本の選手と戦わせてください」と懇願するなら、戦わせてやってもいいぜ。

エディ・キングストン:お前に許しなんて乞うわけがないだろう。契約成立だ。さぁやろうぜクソガキ。俺にとっては怖いものなしだ。

それと先に言っておくが、新日本と関係が切れてもくれぐれもAEWには上がるんじゃねぇぞ?

お前はAEWで人気になる存在でもなけりゃ、ピラー(※AEWの次世代を担うMJF、サミー・ゲバラ、ダービー・アリン、ジャングル・ボーイのこと)でもない。

俺に粘着してくるかもしれないが、それだとまた俺がお前をぶっ飛ばして…というのを繰り返すことになる。

だからもし仮に俺に負けて新日本プロレスと関係が切れたとしても、AEWには絶対に来るなよ。


新日本だけでなく、AEW参戦への退路まで断たれようしているジェイ。

果たしてジェイの未来はどうなってしまうのか…

その答えは、2月19日の『Battle in the Valley』サンノゼ大会で出ることになります。

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