エディ・キングストンがかつて語った新日本へのリスペクト「G1参戦が俺にとってのゴール」

AEWの「マッド・キング」ことエディ・キングストン。

無骨なファイトスタイルと歯に衣着せぬマイク、そしてどんな時でも寿命を削るような魂のこもったパフォーマンスを行いファンを魅了するAEWの中でもトップクラスの人気レスラーです。

1990年代の三沢光晴・川田利明・田上明・小橋健太たちによる四天王プロレスの大ファンであることを公言。

日本のプロレスや日本人選手へのリスペクトが深い選手でもあります。

先日行われた『NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』にて日本への上陸を果たしたエディは、7月15日(土)から始まるG1クライマックスへの参戦が決まっています。

エディにとってG1クライマックス参戦は長年の悲願でもありました。

2022年5月に「FIGHTFUL」のインタビューに登場したエディ。

自分がどれぐらい新日本プロレスが好きか、AEWと新日本の関係について、自分の戦いたい日本人選手、長年の夢であるG1クライマックス参戦について語っています。

目次

全日本と同じぐらい新日本が好き。かつての闘魂三銃士の大ファンなんだ!

みんな全然理解していないと思うんだが、確かに俺が好きなプロレスは90年代の全日本プロレスだよ。
でも、新日本プロレスも同じぐらい見ていたんだ。

闘魂三銃士は今でも忘れられないよ!

グレート・ムタこと武藤敬司は、俺が初めて見た日本人レスラーだった。

そしてもちろん、蝶野正洋もだ。STFは世界一危険な技だと思っていた。ジム・ロスが解説で叫んでいた内容によると、蝶野はルー・テーズからSTFを習ったそうだね。
彼のプロレスを見たことがなくても、みんな彼の名前を知っているはずだ。

それから、橋本真也はとにかくワル(BADASS)だったよな。個人的に大好きな選手だ!

AEWと新日本プロレスとの政治的な問題なんて見たことがない

俺は日本のプロレスの歴史に詳しい。そこに意味がある。だから石井に天龍と長州力の話をしたんだ。

誰がお前を鍛えたか知ってるぞ、ピットブル。俺は彼らをよく見ていたし研究もしていた。
だから、彼らのことをよく知っている。歴史を知っているんだ。

だから、入場前に足を拭いたり、リングの真ん中で手を付きながらロゴにキスをするんだ。彼らに敬意を込めてね。
とにかく気持ちいい。政治的なものなんて知ったこっちゃない。

俺がAEWで仕事を始めたらすぐに……もう本当に信じられないぐらい幸運なんだけれども、NJPW STRONGが2週間後に連絡してきてくれたんだ。

今みたいな協力体制がない時期だったけれどAEWは『ああ、わかった。やってくれ」と後押ししてくれたんだ。

だから、俺は(AEWと新日本の間の)政治的な問題をまったく見たことがない。
でも、過去にそういうものを見た人がいたら謝りたいね。今は見なくてよくなったんだ。

みんなが団体関係なく一緒になって働く。それこそがプロレスの本質。

(『ForbiddenDoor(禁断の扉)』の開催は)凄いことだよ。素晴らしい気分だ。
俺の20年のキャリアの中で、いろんな団体が一緒に働いているこんな状況を見たことがないよ。

「この人はこういう理由で嫌いだ」という政治的な主張もない。
「へぇ、お前らはこんな番組がやりたいのか?いいぜ、一緒に一儲けしよう」とか、「これはいいマッチアップじゃないか。このショーでやってもいいんじゃないか?」そんな感じだ。

みんなが団体関係なく一緒になって働く。俺はそれこそがプロレスの本質だと思っていたんだ。

俺は80年代生まれだ。テリトリー制が終焉を迎える時代に育ってきたんだ。
当時は全テリトリーが協力しあってビンス・マクマホンを倒そうと協力し合っていた。だから、そういうものだと思ってるんだよ。

今は打倒ビンスのためではなく、協力してお互いが活動する舞台を増やすためにやっているんだ。

素晴らしいことだ。こんなの見たことない。

棚橋弘至、永田裕志、秋山準について

すでにSTRONGで石井との試合が決まっている。石井は新日本プロレスのナンバーワンだからね。

それに、俺にとって棚橋弘至は一時期のプロレス界を救った人間だ。特に新日本プロレスにとってはね。

もちろん永田裕志も同じくプロレス界を救った存在だ。IWGP王者時代に蝶野と60分間戦い抜き、他の試合では格闘家と試合したりとラフな時期があった。でも、彼は逃げなかった。彼はまさに戦士だった。

『禁断の扉』についてだけど、実現できるかどうかわからないが、『禁断の扉』といったら、秋山準だろう。

彼が新日本所属じゃなくてDDT所属なのは知ってるけど、でも『禁断の扉』だろ?いろんな選手に言えるよな。

G1クライマックス参戦は常に俺にとってのゴールだった

ああ、日本に行ったのは2011年の大阪プロレスが最後だ。

実はG1クライマックスに参戦するのはいつだって俺にとってのゴールだったんだ。

先日ロッカールームで若手と話してたんだ…誰かは明かさないけどね。彼とブレイクする前の最大の目標について話し合ってたんだ。

俺のかつてのゴールはECW、NOAHに分裂する前の全日本、新日本に参戦して、それぞれの大会で行われているトーナメント戦全てにエントリーすることだって彼に話したんだよ。

もちろんG1はいつだって俺の目標だ。もし今年はダメでも、来年も目標であり続ける。

競技者である以上、G1クライマックスに招待されることだけが目標じゃない。実際に勝つことが大事だ。ただ良い成績を残すことでも。決勝に残って他の人に喜んもらうというものでもない。

そうじゃない。俺は永遠に生き続けたいんだ。自分のレガシーを永遠に残したいんだ。だから全部の試合に勝ちたいんだ。

だからG1なんだ。それが質問への答えです。

この放送を聞いている人へ…G1、いくぞー!

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