銃器による加重暴行容疑で逮捕されたキャッシュ・ウィラーに関する警察の事件報告書が公開に

AEW世界タッグ王者キャッシュ・ウィーラーの逮捕に伴い、警察の事件報告書が発表されました。

キャッシュ・ウィーラーが銃器による加重暴行容疑で逮捕され、その後罪状認否が行われたニュースを受け、オレンジ郡書記局はこの事件の原告からの宣誓供述書を公開。

ダニエル・マッタ(原告)の供述によると、交通渋滞に起因するトラブルでウィーラーに拳銃を向けられたとしています。

事件報告書は以下の通りです。

2023年7月27日、0959時、私、M.ボウヘイ#19932巡査は、銃器による加重暴行の通報を受け、[REDACTED]に出動した。

到着後、私は被害者ダニエル・マッタに話を聞いたが、マッタ氏は宣誓供述書を提出し、次のように述べた:

マッタ氏は州間高速道路4号線83番出口の北を西に向かって運転していた。

ジープ・グラディエーターがクラクションを鳴らしながら渋滞の中を縫うように走っているのに気づいたので、ジープを追い越すために右端の車線に移った。
マッタ氏によると、ジープは右側の路肩を走り、彼の車の助手席側に回り込んだ。
マッタ氏がふと目をやると、ひげを生やした白人男性が運転席の窓から黒い半自動拳銃を強い視線で向けているのに気づいた。
マッタ氏はこのとき命の危険を感じたという。
マッタ氏は拳銃の邪魔にならないようにスピードを落とし、このとき容疑者の車の後ろについたと述べた。

この時、両者とも83番出口(Ivanhoe Blvd)に向かっていた。
マッタ氏はジープがカレッジパークドライブに右折し、無謀な運転を始めたので写真を撮った。
マッタ氏によると、そのジープにはフロリダのタグ[REDACTED]がついていたという。
写真を撮った後、マッタ氏は911に電話し、ディスパッチに車両情報を伝え、起きたことの詳細を話したという。
彼は仕事に遅れるわけにはいかないと説明し、警官に仕事場[REDACTED]で会うように頼んだ。

私はELVIS(法執行機関が捜査目的で使用するデータベース)を使って写真のラインナップを作成した。
ELVISは容疑者のフロリダの運転免許証の写真の1ページ目から2ページ目までの5枚の写真をランダムに選び、容疑者が6枚目の写真になるように並べた。
ブリン#34211巡査はマッタ氏に会い、写真並べ指示書と写真並べを提示した。
マッタ氏は、後にダニエル・M・ウィーラー(W/M D.O.B.1987/5/17)と同定された容疑者の正しい写真(写真2)を100%の確実性ですぐに選択した。(詳細はブリン巡査の補足を参照)マッタ氏の宣誓供述と写真鑑識に基づき、ウィーラーをF.S.S. 784.021(1)(A)-1違反の銃器による加重暴行罪で起訴する正当な理由が存在する。

事件報告書より

AEWは今回の容疑について承知しており、状況を注視しているとしています。

報道によると、裁判所はキャッシュ・ウィーラーにパスポートの引き渡しは特に求めなかった模様。現在はウィーラーが国外に出発する事について裁判所から課せられた制限はない様子。有罪判決を受けたわけではないので、今のところはロンドンへ渡航することに問題はないようです。

ウィーラーはパートナーのダックス・ハーウッドとともに、AEWタッグ王座の防衛戦をオール・インでヤング・バックスと闘うことになっていますが、試合がどうなるかはまだ公式なアナウンスはありません。

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