2023年1月4日に行われた新日本プロレスの東京ドーム大会でサプライズ参戦を果たしたメルセデス・モネ。
2月19日のアメリカ大会ではWWE時代のライバルだったKAIRIを破り、IWGP女子王座をつかみ取りました。
そんな新日本プロレスで頑張るモネの傍らには、WWE時代で苦楽を共にしてきた親友であるベイリーの姿がありました。
先日のアメリカ大会でもベイリーは会場に駆けつけモネを応援しています。
しかも驚くことに、彼女はアメリカ大会だけでなく、イッテンヨンで新日本デビューを飾る親友のサポートのためだけにわざわざ来日していたことも判明しています。
Ariel Helwani Meetsに出演したベイリーは、友人の為に日本を訪れた事について、自分の人生の重要なタイミングでいつも自分の側にいてくれたメルセデス・モネの為に、日本に共にいることが大事だと思ったと語りました。
アリエル・ヘルワニ:つい最近、君の親友である元サーシャ・バンクスが日本に姿を現したね。そしてその場に君もいたと。多くの人が「みんなベイリーのような友人を持つべきだ」と口にしているのを目にしたよ。彼女のサポートの為に日本に行ったの?
ベイリー;ええそうよ。だいたい二日ぐらいだったかしら。
ヘルワニ:日本に来て欲しいと彼女に頼まれたのかな?
ベイリー:いいえ、私個人の意志で日本に向かったの。自分の人生の重要な瞬間にいつも彼女がそばにいてくれたという理由だけで十分だわ。たとえ彼女が今会社(WWE)の一員でなかったとしてもね。
私が復帰して大きな試合に臨もうとしたときに、彼女は私の側にいてくれた。もちろん、同じ状況なら私も同じことをしたいし、私たちはWWEで数多くのことを成し遂げてきたの。
彼女は私にとって大切な人だし、プロレス界にとって大きな意味を持つ人間よ。絶対にこの瞬間に立ちあわなきゃと思ったの。
文字通りRawが終わってすぐにアメリカから飛び立ち、イッテンヨンが始まる2時間前に日本に到着したわ。急いでドームに向かって、そこでみんなに会って、なるべく目立たないように静かに観客席に座っていたの。
彼女の為にあの空間にいられたのは本当に不思議な感覚だったわ。きっと彼女にためになる行動だと思ったし、間違いなく喜んでくれると思ったの。
そういう行動を彼女が大好きことも、彼女にとってプロレスがどれだけ大切なものかということも、WWEがどれだけ彼女にとって大切かということも、WWEがなければ彼女はそこにいなかっただろうこともみんな知っているわ。
だから、私が日本に行ったことは彼女にとって大きな意味があったと思うの。
その後WWEのライブイベントに間に合うようにすぐにカリフォルニアに戻ったのだけれど、無理をした価値は間違いなくあったわ。
元WWEのスーパースターであるメルセデス・モネとはいえ、異国の地の大舞台でデビューすることに相当なプレッシャーがあったと思います。
事実、彼女が後日YouTubeに公開したイッテンヨンのドキュメンタリー動画でも、東京ドームの舞台に立つことにどれだけ緊張しているかを語っていました。
ベイリーがわざわざアメリカから日本に駆けつけてくれたことは大きな支えになったはずです。素晴らしい友情ですね。