AEW社長のトニー・カーンがスポーツ・イラストレイテッドのインタビューに登場。
オレンジ・キャシディと柴田勝頼の王座戦が行われるAEWランペイジ直前のインタビューなのですが、柴田の試合が実現したことにトニー自身大興奮のようで、今回の一戦が実現した舞台裏についても明かしてくれました。
また、先日プロレス界を大いに揺るがしたニュースであるグレート・ムタと中邑真輔の試合決について、提携団体であるNOAHがWWEと共に働くことをトニーがOKを出したという報道が真実かどうかについても答えています。
柴田勝頼はAEWの全ての選手から絶大なリスペクトを得ている
トニー・カーン:
マイク・タイソンという偉大なチャンピオンが、多くの歴史を持つアトランティックシティに戻って来て、オレンジ・キャシディと柴田のオール・アトランティック王座戦の試合のゲスト・コメンテーターに入る。
きっとプロレスにとって素晴らしい夜になるだろうね。これは両選手にとって夢のような試合だよ。
AEWの全選手が柴田選手に絶大なリスペクトを得ているし、彼が勇気あるリング復帰を果たした時から誰もが本当に望んでいた試合なんだ。
素晴らしい試合になるだろうし、マイク・タイソンを解説に迎えてTNTで大暴れするのも非常に楽しみだよ。
柴田のAEW参戦の舞台裏
スポーツ・イラストレイテッド:
柴田選手の復帰はプロレス界で最も感動的なストーリーの一つです。柴田選手とAEWとの関係はどのように形成されたのでしょうか?
トニー・カーン:
3者全員が関心を寄せていたんだ…つまりAEW、新日本プロレス、そして柴田のことさ。
僕は柴田の大ファンだし、新日本プロレスともいい関係を保ってる。
今年初め、『禁断の扉』のプロモーションで一緒に仕事をするようになったとき、柴田がAEWの大ファンであり、AEWで戦うことにとても興味があると新日本が伝えてくれたんだ。
とても興奮したよ。柴田は今世紀のトップレスラーの1人だし、素晴らしい復帰ストーリーを見せてくれた存在だ。
彼のカムバックの次のステップが、ここに来てAEWオール・アトランティック王座に挑戦することだと思うと、ワクワクが止まらないよ。
それに、彼はブライアン・ダニエルソンとのプロレスも希望している。
もし彼がオレンジ・キャシディからベルトを奪取したら、もしかしたらタイトルマッチになるかもしれないね。
中邑真輔がNOAHで戦うことについて
スポーツ・イラストレイテッド:
AEWはプロレスリングNOAHと協力関係にあります。1月の彼らの興行にスティングとダービー・アリンを送り込み、ザ・グレート・ムタと6人タッグを戦わせますよね。
WWEは現在、中邑真輔をNOAHに送りムタと対戦させようとしています。WWEとの契約に合意する前に、NOAHがあなたの了解を得たというのは本当ですか?
トニー・カーン:
ああ、本当だよ。中邑真輔がNOAHで戦うことには何の問題もないよ。僕らにとっても全く問題なしだね。
なんといってもムタだからね。世界中のレスラーが集まって、ムタにリスペクトを表することができるのは素晴らしいことじゃないか。
プロレスラーとしてのリング復帰は絶望的と思われていた柴田勝頼。
今回のAEWランペイジで柴田とキャシディの2人はファンの予想を大きく上回であろう素晴らしい試合を見せてくれました!
まさに、世界中のファンが見たかった無骨かつ華のある柴田勝頼の試合を大いに堪能させていただきました!!
今回の柴田ならきっと問題ないでしょう!
柴田自身が望むブライアン・ダニエルソンとの戦いの実現に、ぜひ期待したい所ですね!!
以上っ!!