6月16日のAEWダイナマイトにて、対面中のジョン・モクスリーと棚橋弘至の間に割って入ったクリス・ジェリコ。
そんなジェリコはまさかの鈴木軍との共闘を宣言!
今月末に行われるAEWと新日本プロレスの合同興行『Forbidden Door(禁断の扉)』にて、
クリス・ジェリコ&鈴木みのる&サミー・ゲバラvsエディ・キングストン&ウィラー・ユウタ&海野翔太という、団体の枠を超えたドリームマッチを行うことを高らかに宣言しました!
ジェリコはかねてから鈴木みのるとの対戦を熱望していました。同じコーナーに立つとはいえ、今回の試合は間違いなく今後の2人の激突を予感させるものとなるでしょう!!
そんなジェリコが、今回のAEWダイナマイトに大暴れする直前にインタビューに応えていました。
そのインタビューの中でジェリコは、改めて鈴木みのるやウィル・オスプレイと何かしたいこと、鈴木みのると戦うなら日本で戦いたいこと、『ForbiddenDoor(禁断の扉)』での自身の役割について語っていました!
鈴木みのると戦うなら、ぜひ日本でやりたい
クリス・ジェリコ:
俺は鈴木みのると一緒に何かやりたいし、ウィル・オスプレイとも何かやってみたいんだ。
新日本プロレスには一緒に何かやってみたい選手が沢山いるんだが、もしやるなら東京でそれを実現させたいよ。
日本で行うクリス・ジェリコvs鈴木みのるは、アメリカで行うクリス・ジェリコvs鈴木みのるとは全く違う雰囲気になると思うんだ。
というのも、鈴木はアメリカでたくさん試合をしてきたが、レベルの低い選手としか戦っていない。日本ではそんなことはないからね。
棚橋と戦うのは自分かもしれないと思っていた
正直に言うと、パンクが怪我をした時、もしかしたら棚橋との対戦の話が来るかもしれないと思っていたんだ。
もちろん、ジョン・モクスリーというのも素晴らしい選択だと思うが、俺にとってそれは、新日本の現状の中で俺がどうあるべきか考えなければいけないということだ。
忘れてはいけないのは、『Forbidden Door(禁断の扉)』の3日後にはブラッド&ガッツがあることだ。
だから、もし俺が『Forbidden Door(禁断の扉)』で何かをするのだとしたら、それはブラッド&ガッツに繋がるものでなければならないんだよ。
ストーリーの次のステップになるものでなければならないね。
『禁断の扉』に出るなら、今後のストーリーに繋がる事をしたい
まあ、こんな状況じゃ頭を使って、どこかに収まるように考えるしかないないよな。
それに、パンクや他のレスラーの欠場が相次いでいるし、クリス・ジェリコやエディ・キングストンやブライアン・ダニエルソンが出たりしないと、今の時点ではペイパービューは成り立たないと言えるだろう。
今回のPPVで俺は一定の役割を担うと確信しているよ。
だが、それはこの後のブラッド&ガッツに集約されるものである必要があるんだ。
おそらくシングルマッチではなく、ジェリコ・アプリシエイション・ソサエティを中心とした、ユニットベースの試合…対BCCやそこにフィットすると判断された新日本プロレスの選手との試合になるだろうね。
ジェリコが語っているブラッド&ガッツとは、二つのリングを内包した鋼鉄のケージの中で行われる特殊な試合形式のことです。
『禁断の扉』が終わった三日後、クリス・ジェリコ、ジェイク・ヘイガー、ダニエル・ガルシア、アンジェロ・パーカー、マット・メナードたち「ジェリコ・アプリシエイション・ソサエティ」と、エディ・キングストン、サンタナ、オルティス、ジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソンの10によって、この壮絶な試合を行われることが決定しています!
ジェリコが語った通り、『禁断の扉』での試合はこのブラッド&ガッツに繋がるものとなりました。
そして、自身の過去の因縁を持ちだして海野翔太を戦いの舞台に上げるなど、新日本プロレスの選手まで自身のストーリーの中に飲み込もうとしています…!
現在怪我やアクシデントで戦線離脱している選手が多く混乱の中にあるであろうAEWの中で、迷わず自分の道を歩むクリス・ジェリコという漢の凄さには心底感服させられます。
新日本プロレスファンにとっては鈴木みのるを始めとした鈴木軍のメンバーとの因縁の始まり。
AEWファンにとってはブラッド&ガッツ直前の最後の前哨戦。
『ForbiddenDoor』では間違いなく面白い試合を見せてくれることでしょう!
そして願わくば、本人が語ったようにクリス・ジェリコと鈴木みのるの試合が日本で見られることを期待したいですね!!