海外プロレスでよく使われるプロレスチャント13選【永久保存版】

海外のプロレスを見ていると、熱狂したファンが特定のワードを叫んでいるシーンを目にする機会が多いかと思います。

今回はそんな海外のプロレスでよく使われるチャントを13個ほどまとめてみました!

それぞれのチャントの内容と使い方、そして新日本プロレスファン向けに「今の新日本でこのチャントを使うのならどのタイミングか?」というのも例として載せています。

「海外プロレスを見るのがはじめて」
「新日本とAEWが本格的に交わり始めたし、もっと楽しみたい!」
「海外プロレスでとにかく盛り上がりたい」

そんな海外プロレス今から楽しもうとしてるプロレスファンの方々がいましたら、ぜひご活用ください!


目次

海外のプロレスよく使われるプロレスチャント13選

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Fight forever

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目の前で白熱した戦いが行われ、この試合が永遠に終わってほしくないという思いが観客に満ちたときに起こるのがこのチャント!

試合をしている選手たちに対する最大級の賞賛のチャントのひとつではないかと思っています。

会場でこのチャントを叫べるような極上の試合に今後も出会いたいものですね…!

ちなみに、このチャントが生まれた(メジャーになった)のは、2016年に行われた中邑真輔のNXTデビュー戦である「中邑真輔VSサミ・ゼイン」じゃないか?という説があったりします!

使用例:最高の試合を目の前で目撃した時に!

新日本的使用例:試合開始から壮絶なしばき合いをしていた鈴木みのると石井智宏が、試合終盤に再び殴り合いを始めた時に!

This is Awesome!

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例えば、試合中に息を呑むような目まぐるしい攻防が行われたり、大物選手同士の戦いが決まった時など、観客の心が揺さぶられた時に起こるのがこのチャント!

前述の「Fight forever!」が試合に対する最大の賞賛なら、こちらは目の前で起こった出来事に対する賞賛でしょうか。

特に使われることが多いのが、ドリームマッチが実現したその瞬間。
「This is Awesome!」コールが鳴り響く中、リング上でにらみ合う選手の姿は、鳥肌が立つほどカッコいいす…!

使用例:自分の想像を遥かに超える展開がプロレスで起こった時!

新日本的使用例:ケニー・オメガとクリス・ジェリコが、東京ドームのリング上でにらみ合った時に

Holy Shit!(超すげぇ!)

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特大のラダーからのありえないダイブ、燃え盛るテーブルへのパワーボム、常軌を逸したレベルの激しい殴り合い…
ファンが予想もできない衝撃的な展開が起こったときに起こるのがこのチャント!

試合以外でも、観客が想像もしてなかった選手のサプライズ参戦や、マイク中にビールトラックで乱入するなど、とにかく常軌を逸したことが起きた際に起こると思っていただければ間違いありません!

使用例:自分の想像を超えるやばい展開が目の前で起こったとき!

新日本的使用例:特大のラダーからハイフライ・フローを見舞った棚橋弘至に対して!

You deserve it(実力の証!/ふさわしい!)

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自分の好きな選手が努力の果てに王座ベルトを獲得したり、何か特別な賞を受賞したときなど、ファンから選手への祝福がこのチャント!

今まで苦労を重ねてきた選手が、ベルトを肩にかけながらこのチャントを受けてはにかんだ笑顔を見せる瞬間が、プロレス観戦の醍醐味の一つではないかと思います。

ただ、この言葉には「ざまあみろ」といったネガティブな使い方もできたりします。
一部このチャントを好まないレスラーもいると聞きますので、ご使用にはくれぐれもご注意ください。

使い方:自分が好きだった選手が、ようやく王座ベルトを獲得した時に

新日本的使い方:YOSHI-HASHIが初めてNEVER無差別級6人タッグ王座を獲得した時に

You still got it!(まだやれる!)

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すでに引退していたり、一線を退いた選手がゲストとして活躍した時の賞賛として起こるのがこのチャント!

特にレジェンドと言われるレスラーが見事な肉体美を見せたり、ゲストとして出てきた際に素晴らしい動きを見せた時に発生するチャント!

近頃のプロレス界では、一線を退いたレスラーが他団体に出場して大活躍するケースが増えているので、このチャントを聞く機会は少なくないかもしれません…!

ちなみに、今AEWに参戦しているスティング(63歳)は、毎週の番組やPPVの中でまさに「You still got it!」といった大活躍をしていたりします!

使用例:引退したレスラーがゲスト出演した際に素晴らしい活躍をした時に

新日本的使用例:ゲスト出演した藤波辰爾がドラゴンスクリューを披露した時に

Ass-hole!(クソ野郎!)

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ヒールの選手が凶器を使った反則行為や急所攻撃などの卑怯な行動を繰り返した時にファンが叫ぶ典型的なチャント。

最上級の侮辱的な発言ですが、ある意味ヒールにとっては最大の賛辞と言えるチャントかもしれません、

ちなみに、WWEのビンス・マクマホンの全盛期は四六時中このチャントを聴いていた記憶がありますw

使用例:ヒールの選手がルールを無視して反則を繰り返した時に

新日本的使用例:レフェリーが倒れた後、次々に乱入してきて選手に暴行を加えるハウス・オブ・トーチャーの選手たちに対して

You Sold Out!(裏切者!)

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ベビーフェイスの選手が仲間を裏切ったり、オーナーなどの権力者に擦り寄ったときの非難のチャント。
特に海外のプロレスでは選手の裏切りが多いのですが、その後の振る舞いが憎たらしければ憎たらしいだけチャントの勢いは増していきます。

ちなみに、自分が一番印象に残っているのはレッスルマニア20のゴールドバーグvsレスナーだったりします。(※試合前に二人ともWWE退団が決まっていたため、MSGが地獄のような雰囲気となっていました)

使用例:ベビーフェイスだった選手がまさかの裏切りを行った時

新日本的使用例:ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを裏切り、バレットクラブで悪行の限りを尽くすEVILに対して

You Can’t Wrestle!(ヘタクソ!)

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選手が試合の中でぎこちない動きをしたり、試合相手についていけていないときにそれを揶揄するチャント。

海外では超大型のパワーファイターや、明らかにトレーニングの足りない有名人が試合をした時などによく耳にする印象です。
ファンの悪ノリに近いチャントなので個人的にはあまり好きではないです…

ちなみに、WWEのスーパースターであるジョン・シナも一時期ファン(ユニバース)から執拗にこのチャントで責められていた時期がありました。
普通に上手いと思うんだけどなぁ…

使用例:明らかな素人がリングに上がって酷い試合をしている時に

Boring!(つまんねぇ)

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ある意味で選手にとっては一番屈辱的なチャントではないでしょうか?

シンプルに「この試合はつまらない」ということを叩きつけるチャントです。

前述の「You Can’t Wrestle!」が選手に対するヤジなら、こちらは試合に対するヤジとなります。

特に海外では、会社から明らかにごり押しをされてると思われる選手や、ファンからガチで嫌われている選手の試合中に容赦なくこのチャントが飛び交う印象があります。

使用例:グダグダな展開が続いて盛りあがりに欠ける試合が行われている時に

WOO!

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あまりに日本のプロレスファンに馴染みはないかもしれませんが、海外では定番中の定番チャント!

胸元への水平チョップが繰り出された際に、観客が「WOO!」と叫ぶのはもはや海外プロレスでは「常識」と言っても過言ではありません!

これはプロレス界のレジェンド中のレジェンド、リック・フレアーの得意技であるからこそ。チョップ以外にも、足4の字固め(フィギュア・フォー・レッグロック)などのフレアーを彷彿とさせるムーブにはもれなくこのチャントが起こります。

外人選手が水平チョップを打った際は、ぜひこのチャントをお試しください!

使用例:会場中に鳴り響くような、鋭い水平チョップを選手が繰り出した直後に

新日本的使用例:ジェイ・ホワイトが会場中に鳴り響く水平チョップを繰り出した時に

NA NA NA NA, HEY HEY HEY, GOODBYE!

悪行の限りを尽くしたヒール選手が(ストーリー展開上)解雇されたり、ヒールマネージャーが試合から退場処分を受けた時などに、会場の観客が一丸となってサヨナラの想いを込めて歌うこのチャント。

このチャントについては動画で見てもらうのが一番わかりやすいと思います。憎たらしいヒールがのこのチャントを受けて情けない姿を晒しているシーンは、スカッとすること間違いなし!

使用例:反則を繰り返すヒール選手やマネージャーが、解雇や退場を宣言されたとき

新日本的使用例:反則行為をレフェリーに見つかったディック東郷が、試合からの退場を命じられた時に

Boo! Yay! Boo! Yay!

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ベビーフェイスとヒールの選手の試合で、試合中に殴り合いやエルボー合戦が起こったときに発生するのがこのチャント。

ベビーフェイスの選手が打撃を受けたときに「Boo!」、ヒールの選手が打撃を受けたときに「Yay!」を繰り返すリズミカルなチャントです。ただ、時にはこのテンポを意図的にずらしてくる巧みなヒール選手も存在したり…

観客の熱が最も高まった試合の終盤でのこのチャントは、大盛り上がり間違いなしです!

ちなみに、WWEのスーパースターであるジョン・シナは、最もこのチャントを受けていた選手です。なぜかブーイングされる側で。

使用例:ベビーフェイスとヒール選手が試合終盤でエルボー合戦を始めた時に

新日本的使用例:飯伏幸太とジェイ・ホワイトが試合終盤にエルボー合戦を始めた時に

ECW!

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ECWとはかつてアメリカを席巻した伝説的なプロレス団体のこと。ミック・フォーリーやRVDを始めとした、今もプロレス界で語り継がれるレスラーが多く所属していた、プロレスファンからカルト的な人気を誇った団体です。

No DQマッチ(反則裁定なし)の試合で、凶器を大盤振る舞いしたようなハードコアな展開になったときに、大興奮したファンから起こりやすいのがこのチャント!

とにかくたくさん凶器が出てきて、常軌を逸したムーブを連発した選手に対する賞賛として、ぜひこのチャントを活用ください!

使用例:ラダーにテーブルにパイプ椅子にと、たくさん凶器の凶器で大荒れの試合が起こった時に

新日本的使用例:テーブルやラダーをパイプ椅子、さらには消火器などを凶器にして大暴れするジュース・ロビンソンに対して


というわけで、今回は以上となります。

新日本プロレスやDDTの専門チャンネルでAEWの番組の放送が開始されたり、日本人レスラーが海外の団体でムーブメントを起こしたりと、日本と海外のプロレスの垣根を超えた交流が増えつつあります。

ぜひ今回の記事が、海外のプロレスを楽しむ一助となれたらうれしいです!

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