先日のAEWダイナマイトにてケニー・オメガとケージマッチで戦ったジョン・モクスリー。
リングをバラバラにして凶器にするは、ガラス片を持ち出すは、史上最大級のVトリガーをケニーが見せるはと、大盛り上がりの内容でした!
試合はケニー・オメガの家族とも言える存在だったドン・キャリスのまさかの裏切りもあり、ジョン・モクスリーが勝利。
ケニーとモクスリーを含むThe Eliteとブラックプール・コンバット・クラブの抗争はさらに泥沼になっていたのでした…
試合後にSports Illustratedのインタビューに応じたモクスリー。この確執はまだ終わっていないと明言しました。
また、インタビューの中でモクスリーはケニーやヤングバックスたちとは敵対関係とはいえ同じ方向を向いており、彼らを嫌う人たちは自分たちに問題があるとも主張しています。
俺たちの争いは業界の最先端を行く
ジョン・モクスリー:
(ブラックプール・コンバット・クラブとケニー・オメガたちThe Eliteとの戦いは)これで終わりじゃない。
これは始まりに過ぎない。俺たちは最高の試合をするために全力を尽しているんだ。俺たちは互いに競い合いつつ、他のプロレス業界のヤツらとも競い合っているんだ。
多くのものがかかっているのだから誰も後退するつもりはないぜ。俺たちはなぜ自分たちが優れたグループであるのかを示しあってるんだ。
俺たちのこのライバル関係はプロレスビジネスの最先端だ。お前らはもっと別のものに興味があるかもしれないが、これに関わってる人間を見てみろよ。
ケニー・オメガはおそらく史上最高のレスラーだろう。
ブライアン・ダニエルソンもまた史上最高のレスラーかもしれない。
クラウディオ・カスタニョーリは人型スーパーマンに擬態したエイリアンのような最高に狂ったレスラーかもしれない。
ヤングバックスは史上最高のタッグチームかもしれない。
俺のことをくそったれだと思ったとしても、これだけのヤバいヤツらが揃っているのは事実なんだ。
ケニー・オメガとヤングバックスを憎んでるヤツらは自己嫌悪の強いヤツら
ヤング・バックスとケニー・オメガを憎んでるヤツは多いよな。
俺たちは今アイツらとやり合っていて多くの問題問題を抱えてるのは事実だ。だが、俺たちは「かつてのプロレスビジネスはどうだった〜」なんてポッドキャストで語るようなクソみたいなおいぼれじゃない。
多くの人々がケニー・オメガとヤング・バックスを憎んでいるのは、自分自身に問題を抱えていてそれをアイツらにぶつけてるだけだ。悲しくなるな。
俺を嫌うヤツらはたくさんいるが俺は気にしない。どんな挑戦をされようが、どんなクソみたいなことが起ころうが知ったことじゃない。
死ぬほどムカつくな。そんなヤツらはぶっ飛ばしてやる。去年から俺はそういう姿勢で臨むようになった。
ケニーとヤング・バックスも同じような姿勢なんだと思う。俺たちと万物への向き合い方がこれだ。この姿勢こそがAEWのコアなんだ。
俺たちAEWはどんなものにだって中指立てて向かっていってやる
AEWの力はファンから来ている。その力は初代All Inで10,000枚のチケット販売をもたらした。スタジアム規模の大会も控えていてどんどん大きくなっていく。
だが、俺たちはただの企業になるつもりはないぜ。メッセージは「◯uck You」だ。どんなモノにだって中指を立ててやる。これが俺たちの世界への立ち向かい方だ。
ケニー・オメガやヤングバックスに賭けを続けてどうなるか見てろ。歴史的にみればきっと馬鹿げた選択だろうさ。
俺やブライアン・ダニエルソン、クラウディオに賭けを続けてみろ。俺はこのビジネスで数えきれないほどクソみたいな経験をしてきたし、死にかけたことも少ない。このビジネスで泥水を啜って生きてきた。
俺は不死身だ。そんなの知ったことじゃねぇ。それが今日のメッセージです。
試しに俺たち6人の誰かを疑ってみな。きっとどれだけ俺たちが優れているか分かるぜ。
実はモクスリー、自身の奥さんであるルネ・パケットのポッドキャストに出演した時にも、ヤングバックスを憎むファンについても同じようなコメントを残しています。
多くの人々は、ヤングバックスのやり方が自分たちが思っているような決まったパターンでないとか、そういう理由で粗探しを始める。
多くの人がヤングバックスを憎むのが好きなのは、きっと自分自身が嫌いだからだと思う。特に古参のヤツらとかな。
彼らはヤングバックスを罵倒し、『スポットモンキー』だの『スーパーキック』だの揶揄するのが好きだよな。
彼らがヤング・バックスを嫌っているのは、彼ら自身の問題や彼ら自身の不安定な面をぶつけてるだけなんだよ。
ここ最近のモクスリーのインタビューを見ていると、物語を超えてヤングバックスやケニーへの深いリスペクトが見えますね…!