デヴィッド・フィンレーがバレットクラブの新メンバー加入を示唆か?

オージーオープンのIWGPヘビー級王者戴冠、SANADAのIWGP世界ヘビー級王者戴冠など、新しい景色を見せた新日本プロレスの両国大会。

中でも大きなサプライズは、エル・ファンタズモのバレットクラブ追放でしょう。

バレットクラブの新リーダーを名乗るデヴィッド・フィンレーとエル・ファンタズモは、ここ最近いざこざを繰り返していました。

タマ・トンガたちとのタッグマッチに勝利後、あわや2人の乱闘が行われると思われた矢先、なんとKENTAがファンタズモにGTSをお見舞いしたのでした。

しかも、その後駆けつけた元タッグパートナーの石森太二もファンタズモに対してまさかの急所蹴り。

ジュニアタッグ時代の2人の仲睦まじさを知ってるファンからすれば、絶句してしまうような光景だったと思います。

ダメ押しでフィンレーからベルト攻撃を喰らったファンタズモは、あえなくバレットクラブ追放に…

試合後バックステージに現れたフィンレーは、改めて自分がバレットクラブのリーダーであると高らかに宣言したのでした。

フィンレー「(KENTA、石森、外道を引き連れて現われ)エル・ファンタズモよ。俺はリーダーに見えるか?

(KENTAらに視線を移して)コイツらは俺についてきてくれた。俺の哲学を理解している。俺のキラー(素晴らしい)な本能を理解している。

今一度、この俺がBULLET CLUBの前リーダー(ジェイ・ホワイト)をどんな目に遭わせたのかおさらいしよう。

このシレイリを使って、アイツの頭蓋骨を割ってやって、2カ月は人前に出れなくしてやった。

何千マイルも離れた場所にいながら、アイツは未だにCLUBのロゴや名前を使ってやがる! だから会社から追放されたんだ!

ELP、オマエは口が達者過ぎたようだ。リーダーについて語り過ぎた」

フィンレー「問題だったのはリーダーではない。メンバーだ。

だから俺がそのメンバーを選別した。

俺はやると思ったことはやる。KENTAもキラー(素晴らしいヤツ)だ。石森もキラー(素晴らしいヤツ)だ。

俺たちは皆、キラー(素晴らしいヤツ)だ。フィラー(中身がないヤツ)ではない」

新日本プロレス公式サイトより

バレットクラブを選別したと語るフィンレース。

…実はこのコメント、公式サイトとyoutubeに公開されている動画で翻訳内容に違いがあるのはご存知でしょうか?

動画内でフィンレーのコメントは、別の意味を持つ言葉で翻訳されていたのです…!

デヴィッド・フィンレー:

エル・ファンタズモ、今なら俺がリーダーに見えるか?

コイツらは俺についてきてくれた。俺の哲学を理解している。俺の並外れた素質を理解している。

俺がBULLET CLUBの前リーダーにやったことをおさらいしよう。このシレイリでアイツの頭蓋骨を割り、2カ月は人前に出れなくしてやった。

アイツは何千マイルも離れた場所にいながら、未だにCLUBのロゴや名前を使ってやがる! 自分が追い出されたCLUBの名をな。

ELP、お前は口が達者すぎたようだ。リーダーについて語りすぎた。問題だったのはリーダーじゃない。メンバーだ。

お前の代わりは用意している。

やると思ったことはやる。俺はキラーだ。KENTAや石森もキラー。俺たちはみな実力者だ。空っぽの人間じゃない。


実際に動画の中でフィンレーは『I’ve already hand-picked your replacement』と発言しています。

そうなると、KENTAや石森のようなメンバーを選別したというよりも、ファンタズモの代わりを用意していると訳す方が自然です。

つまりこれは、近々フィンレーの口からバレットクラブの新メンバーが発表されるということではないでしょうか?

奇しくも今新日本プロレスには何者かが接近しています。もしかすると、この「正体不明」の人物がバレットクラブの新メンバーなのかもしれませんね…!


新日本を追放されたはずの前リーダー、ジェイ・ホワイトが先日まさかのAEWに入団。

更に、新しく『Bullet Club Black ‘n Gold』なる派閥を生み出そうとしています。

追放前のファンタズモもこのツイートにリアクションを返しており、ジェイ・ホワイトとジュース・ロビンソンに合流する可能性は極めて高いでしょう。

何の因果か、5月3日に行われる新日本プロレスの福岡大会『レスリングどんたく』でバレットクラブは10周年を迎えます。

バレットクラブ10回目の誕生日は、とんでもない混乱と共に祝われる事になりそうですね…!

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