昨年の11月から約8か月ほど欠場しているケニー・オメガ。
先日FIGHTFULが、ケニーはAEWが9月に行うPPV『ALL OUT』にてヤングバックスとの6人タッグマッチで復帰を予定しているとの報道を行いました。
レスリング・オブザーバー・ラジオにて、デーブ・メルツァーもケニーの状況について語っています。
メルツァーはケニーが9月の「ALL OUT」の復帰を目指していると語りましたが、本当に復帰するかどうか明言を避けました。
デーブ・メルツァー:
彼はオール・アウトに出る事を望んでいるが、本当に出場するのかしないのかを語るのは早計だ。
ケニーがそれを望んでいるのは確かだ。ただ、それは現時点での目標のようなものだよ。
同じくメルツァーは、現在足の負傷による欠場しているCMパンクも同じく9月の「ALL OUT」の出場を目指していると語りました。
「ALL OUT」が開催されるのはパンクの地元シカゴ。
もしパンクが復帰するなら、「ALL OUT」では現在暫定AEW世界王者であるジョン・モクスリーとの統一戦が行われるかもしれません。
CMパンクはAEW世界王座を獲得した後『Forbidden Door(禁断の扉)』で新日本プロレスの棚橋弘至との対戦を発表しました。
ただ、その翌週に負傷による長期離脱を発表。AEW世界王座を保持したまま今も欠場中です。
パンクの負傷の状態についてAEW公式からのリリースはありませんが、メルツァーは過去のインタビューでパンクは足を骨折したのではないかと推測しています。
デーブ・メルツァー:パンクは今日手術を受けた。
なぜ足の骨折だと発表しないのかわからないし、実際本人から足の骨折だと言われてはいないが、彼は今日足の手術を受けた。そして、手術はうまくいったんだと思う。
私も5~6年前に足を骨折したことがあったが、パンクからそのことについていろいろと聞かれたんだ。だから彼も足を骨折したと見ているんだ。パンクの口から骨折したという言葉は聞いていないが、骨折した場合は手術は必要になるのかなど色々聞かれたこともあってそう考えているんだ。
(最近負傷を発表した)マット・カルドナの上腕二頭筋の断裂は、回復に6~7ヶ月かかると言われている。コーディ・ローデスの胸筋の断裂はも同じぐらいかかる。足の手術の場合はそこまではかからない。
パンクはこの二人より早く復帰するだろうが、目標期日などはまだ決まっていないみたいだ。
去年のALL OUTは、2021年度のベスト興行と断言できる素晴らしいPPVでした
- ジョン・モクスリーvs小島聡の試合後にまさかの鈴木みのる登場
- ヤングバックスとルチャ・ブラザーズの年間ベストバウトクラスの神試合
- CMパンクの7年7か月の試合復帰
- ファン待望のアダム・コールAEW参戦
- アダム・コールの登場に続く形で、まさかのブライアン・ダニエルソン登場
行われた全ての試合が高水準、合間に挟まれるサプライズ、そして最初から最後まで大盛り上がりのシカゴのファンとまさにプロレスファンの夢が詰まった大会でした。
特に最後のアダム・コールのサプライズ登場→ブライアン・ダニエルソンのサプライズ登場という超弩級の展開は、永遠にプロレス史に刻まれる瞬間だったと個人的に思っています。
今年も同じくシカゴで開催されるALL OUT。
はたして、今年はどんな素晴らしい大会になるのか今から楽しみです!