アルコール依存症治療のために欠場を決めたジョン・モクスリー。そんなジョン・モクスリーに対して、CMパンクがメッセージを出しました
※内容が分かりやすいよう一部翻訳を省略しています
(観客からの大「CMパンク」コール)
CMパンク:
今聞きたいのはその名前じゃないな。数分でいいから真剣に俺の話を聞いてほしい。
今日この会場にいない人間がいる。その男は非常に正当な理由があってここにいない。俺が君たちから聞きたいのはそのジョン・モクスリーの名前なんだ。
(観客からの大「モクスリー」コール)
君たちが彼のためにチャントしている声を聞くために、俺はここですべての時間を費やしたい。とても重要な事だからね。
俺にとっても、重要なことなんだ。ジョン・モクスリーとはちょっとした歴史がある。正直俺たちはそれほど親密ではないし親友でもない。俺は車でここまで来たんだが、電話がかかってきてこの状況を説明されたんだ。
誰よりもタフでなければならない、誰よりも優れていなければならない、そんな気持ちはよく分かる。
怪我をしたり、体調を崩したり、仕事に出たり、そういったことが重なっていくと人をとてつもなく寛容なものにしてしまう。
そして最終的に、仕事から一度離れなければならないところまで追い詰められると、そのことで批判されることだってある。
俺はジョン・モクスリーをとても誇りに思っている。誰にも批判して欲しくはない。
そして最後に一言、この会場にいる人たち、家でテレビを見ている人たちへ。
もし自分が助けが必要だと思う場所にいるなら、助けを求めてくれ。
助けを求め、手を伸ばして、誰かにメールを送り、誰かに電話をする。
簡単なことかもしれないがこれほど勇気のいることもないんだ。助けを求めることは決して悪いことじゃない。
俺のキャリアの中でも、助けを求めたかったのに自分をタフガイだと思って助けを求めなかったことがたくさんあったから分かるんだ。