ブライアン・ダニエルソンは5月29日に行われたAEWのPPV『Double or Nothing』に出場してから現在まで欠場しています。
欠場の原因は明かされていませんが、脳震盪が原因の欠場と言われています。
そんな負傷欠場中のブライアンについて、非常に心配になる報道が。
レスリング・オブザーバー・ラジオの中でデーブ・メルツァーは、ブライアンが過去脳震盪が原因で引退に追い込まれたことを考えると、今の状況は非常に心配であるとコメントしました。
デーブ・メルツァー:過去の脳震盪の経験を考慮しても、5週間近く欠場しているブライアン・ダニエルソンの状況を私はとても心配している。
脳震盪の影響で5週間も欠場しているとなると、本当にまずい状況なのかもしれないと心配になる。
彼の試合復帰の許可が下りるかどうかは私だって何も知らないし、誰も知らない。
脳震盪から許可が下りるのはいつになるかわからない。いつになれば復帰できるかなんてタイムフレームは存在しない。
しかし、これだけ時間が経っているということは、とても心配だ。
『ForbiddenDoor(禁断の扉)』にてザック・セイバーJr.とのテクニカル・レスラー世界一決定戦を行うことが期待されるも残念ながら大会を欠場となってしまったブライアン・ダニエル。
ブライアンは過去何度もザックとの対戦を希望しており、本人もさぞ無念に思っていることでしょう。
ケニー・オメガとの30分時間切れドローやハングマン・ペイジとの60分時間切れドローなど、今思い返すと、ブライアンはWWEを退団してAEWにやって来てからまさに命を燃やすような激しい試合を繰り返していました。
しかもブライアンは2016年に脳震盪が原因で一度現役を退いています。複数の医師から現役復帰の許可を得たと語っていましたが、やはり蓄積されたダメージがあったのかもしれません。
またブライアンの苛烈な試合を見たいと思いますが、まずは自身の身体の回復を第一に考えて欲しいものです…